第17話須崎八代見参!
「行儀の良さは変わってないよね。」
「アンタ処のオヤジの会社、
突然首を斬られたんだよ!
「家には病弱の母とひきこもりの弟が居て飢餓状態なんだよッ!だのに、てめえ処のオヤジは生殺与奪権とか抜かしやがって気儘に人事異動おか遣るし、地獄なんだよこっちは!
「それは済みませんでした。でも、センパイ!」
なんだよ!?
吊り上がった目尻をギラギラとさせて、深雪を睨んでいた。
「いつまでやっているんですか?そんな事!」
「ガキの遊びじゃあるまいし!バカじゃないの?」
「遣るのかコラッ!」身構えあ!ギターの弦、ライトゲージをキュッキュッ!
とさて、「アタシは江戸時代の三味線屋の源次からの遺言で、将来の弦楽器から一部を頂戴して、仕事の技を磨けとの事でガキの頃からやっているんだ!」
「お前にとやかく言われたく無いわ!」
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