コロヒト
しおとれもん
第1話 未来の仕事人
鈴蘭学園校門前。
坂道を登り終えて山茶花に眼を遣りながら、「今日、アレなのよね!」
歩きながら眼を閉じて俯く。
薄目は開けていたが・・・。
「そうなんだ、オムツしてるの?」
京に振り返り、「うんまあ・・・ね。ゴワゴワ感は否めないわね。」
一人で頷いた。パス!
何処かで音がした!
甲高いノイズ?
人には聴こえないノイズだった!
誰かが。倒れた!
「京!」片膝を突き反町京(そりまちきょう)を抱き抱える!
「貧血か?」
英語の村田!行く手を阻むように仁王立ちしていた。
反町京の身体を狙っているエロオヤジ・・・。彼に背向き無言で頭を振ったアン・ソーシャル。
「何で京が撃たれるの?」逡巡したが!
マサか!京が未来犯罪を?「京が、コロヒト?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます