虐げられてきたからそれが当たり前になってしまったのかも

よくよく考えれば家族からも虐げられていたし他人からも虐げられていた事の方が長かったのでそれが当たり前になってしまった感はある。


それと同時に人間の本性なんてそんなものだと気付いてしまったからか、相手を信用出来ない。

そして余程懇意ではない限り、自分に親しくしてくれていても「きっといつかは…」と考えて全て駄目になるのがオチ。


傷付けられた事は覚えていても優しくされた事や楽しかった事はもう覚えていない。

それよりそういう風にして貰えた事もほぼ無い。





全て自分の所為だから、当然の事だと思う。

自分の頑張りが全然足らないからだろうし、頭が悪いからだろうし、能力が無いから、怠慢だから、やる気を出せないから、中途半端だから。


…ちなみに家族や他人から言われ続けた言葉でもある。



事実何をやっても半端になって何も残せない。

きっと普通に寿命まで生きててもこのままじゃないだろうか。何だかとても申し訳無い気持ちになる。




きっとまともに生きられないし壊れた心身を持ち直して復帰する事も叶わないだろう。

結局そういうものだ。

そしてどうしても自分の中の罪悪感が消えない。

物心付いたときからべったりと付いて拭えないこの感覚に嫌気が差す。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る