彼女と別れたと、毎日手紙を送っているアイドルに送った。

激 辛

第1話

「・・・っ」


「・・・そうなの・・・だから付き合って欲しいの」


告白された??


いやいやそんな訳がない。


頭に冬のことを思い出す。



これは、絶対に嘘こくだ。


俺は辺りを見ると、一人だけ少女が見えた。


確信犯だ。


最近クラスメイト達が俺に急に優しくなった理由も分かる。


よりにもよって、あの時のやり方で俺をもう一度潰そうして来たようだ。


「・・・ダメかな」




だけど、俺はこれを振る権利があるんだろうか、


妹を失ってお母さんも失って、


そして俺のせいで、花も・・・


俺には何も残ってない。



「いいよ」


「うぇ・・・嬉しいな・・・」


彼女は嫌そうな顔をしていた。


だけど、笑顔で嘘を作る。


もし、壊せるならこのまま壊して、


ーーー

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