まだ覚醒していないレベル1のクソザコだけどエロさ全振り聖女様の使用済み装備を売って、俺は楽して最強装備!鬼畜外道勇者と行く、聖女の染み付きパンティロード!
第9話「この入念な触手ドレインタッチ、アニメに出るからちゃんと見とけよー? 上半身から下半身にかけて、舐めるような感じでねっとり攻めるのがポイントだ」
第9話「この入念な触手ドレインタッチ、アニメに出るからちゃんと見とけよー? 上半身から下半身にかけて、舐めるような感じでねっとり攻めるのがポイントだ」
「きゃああああああああああああああああ!?」
そればかりか、巨大な水柱が突如湧き起こると同時にアレクサンドラの身体が一瞬にして宙に浮く。
「あれは海の怪物……リョナデ・ド・デビルフィッシュか!」
巨大タコの触手に捕らわれてしまったアレクサンドラ。
ゼッケン付き紺色薄布水着をまとった彼女の身体の節節に、ぬるぬるの触手が亀甲縛りのごとく巻き付いて……実に趣深い光景だ!
「ゆ、ゆうしゃさまっ。助けてくださいまし! み、身動き、とれにゃひッ、ぃっ、ぃひンっっ!!」
「クソッ! 俺のアレクサンドラに何てことしやがるんだ、このタコー!」
俺は波打ち際まで駆け寄り、必死さを装いながら声を張り上げる。
「きゃぅぅんッッ! お、俺のアレクサンドラって勇者様ッ、それってほぼ間違いなくプロポーズ……ゃっ、ゃぁッ、ちょ、ちょっと。そ、そんなとこ、絡んできちゃらめぇぇえええええええ!!!!」
「そう言えば――」
リョナデ・ド・デビルフィッシュの触手には毒があって、着ている服だけを溶かすナイスな性質があるって聞く。
いかん、このままじゃ大枚はたいて買ったアレクサンドラのゼッケン付き紺色薄布水着が溶けちまう。
一刻を争う事態。とにかく、可及的速やかに行動を開始せねば……と一度は思ったのだが。
うん。これはこれで面白いからもうちょっと観察してるか。
「ぬるっ、ぬるぬるッ!(最近はめっきり遊泳客が減って参ってたからな。でも、久々のエモノがこんな上玉とはタコラッキー。さ、オレ様の吸盤でヒイヒイ言わせてやるぜ!)」
「ぁっぁっぁっぁっ、らめぇえぇ゛ッッッ! 体中に食い込んで、ひゃぅぅ゛んっ!? そ、そこはっ、ダメッ! お股に吸盤はらめぇぇえぇぇえっっっっ!!!!」
「クッ。なかなかやるじゃねぇかリョナデ・ド・デビルフィッシュよぉ。海の中はお前のフィールドってわけか。おいそれと近づけねぇ」
「ぐぷぐぽ、ぐぷぷぷッ?(ほらほら、さっさと助けねぇとこの女の大事な部分まで丸見えになっちまうぜ?)」
「参った。実は俺はあまり泳ぎが得意じゃなくてな。あ、ちなみに予め言っておくが、溶かすのは水着だけにしろよ。もし体自体を傷つけようならただじゃおかねぇからな」
「ぶぼぼ、もわっ!(クソッ。なかなか高度な要求をかますじゃねぇか。ま、俺も長年装備溶かしモンスターとして恐れられてきたんだ。その意地とプライドをかけて全力でやらせてもらうぜ!)」
「墨を吐かずに味のあるセリフを吐くなんてこいつ、タコのくせにイカしてやがる!」
さすがは装備溶かしモンスターのなせる業。
見る見るうちにゼッケン付き紺色薄布水着が溶け、それに伴い肌色率が高まっていく。
「にゅる、にゅるにゅる。(この入念な触手ドレインタッチ、アニメに出るからちゃんと見とけよー? 上半身から下半身にかけて、舐めるような感じでねっとり攻めるのがポイントだ)」
「プロフェッショナル。お前こそ真のプロフェッショナルだ。恐れ入ったぜリョナデ・ド・デビルフィッシュ!」
「デュフフ、コポォ(よせやい。照れるじゃねぇか)」
「うっし。その功績をたたえて、一撃で仕留めてやるぜ。そして餞別として俺がスマホでこっそり撮った聖女アレクサンドラの水着食い込み直し動画を送ってやるから、後でメールアドレス教えろよ!」
「ぬるぬるっ! スマッホあげあげ!?(この女の水着食い込み直し!? マジかよ。オレ、動画サイトで素人のしか見たことねぇから助かる! これで夜の充電がはかどるぜ!)
「うお~! 送信スラッシュ!」
バシュッ!
「
バニラアイスソードから放たれた白き甘き閃光はリョナデ・ド・デビルフィッシュの弱点である額のほくろを突き抜け、キーンとしたアイスクリーム頭痛で即昇天、即消滅!
「うしっ。制圧完了! って、のんきに決めポーズしてる場合じゃねぇ!!」
そう。リョナデ・ド・デビルフィッシュの姿が消えれば、後は宙に残されたアレクサンドラが重力に従って落ちてくるだけ。
俺は素早く落下地点に行き、彼女の身体をお姫様抱っこキャッチ。
これが一般的なアニメや漫画なら、感動的なシーンであることだろう。
しかしすまない。この物語はちょっくらひねくれているんだ。だから俺は内心、彼女を助けたと言う達成感と共に危機感を感じていた。
(やべぇ。うっかりアレクサンドラの近くで魔物を倒しちまった。まさか経験値、入ってないよな?)
触手であちこち溶け、かろうじて水着の体裁を守っているアレクサンドラに俺は恐る恐る声をかける。
「おい。起きろアレクサンドラ」
「……」
「もしかして気絶してるのか?」
「……」
「うほっ♪ コイツ、触手の毒で気絶してやがる。これならペナルティで経験値は入ってねぇ。助かったぜ!」
ぐ~~ぅ。
「心の底から安心したら、腹が減ってきやがった。とにかくホテルに向かうか。と、その前に――」
しっかりと目の保養も済ませておこう。大事な部分だけをピンポイントに避けて、それ以外の水着が上手い具合に溶けるなんて現象、あまりないからな。
にしてもリョナデ・ド・デビルフィッシュのやつ、なかなかの仕事ぶりじゃねぇか。今度、イカ焼きでもおごってやるか。
「うしっ。スマホ撮影も完了したし、今晩のメシはバーベキューにでも――」
「ばーべきゅー!? おにく、おにくっ。おさかな、おさかなっ。でも、ばーべきゅーにタコはいらにゃい……むにゃむにゃ」
「……」
コイツ、しっかり気絶してるんだよな?
◇◆◇
「ぇっ、ゃっ、きゃぁッ!? ちょ、ちょっとっ。そ、そんなっ。わたくし、どうして裸に――!」
「おう。ようやくお目覚めか」
「勇者様!? ここはいったい」
「リザートホテルのベッドだ。お前はビーチで魔物に捕まってそのまま気絶しちまったんだ」
「そ、そういえばぬるぬるでとろとろな触手で全身を弄られて、気が遠くなって、そのまま……。まさか、勇者様がわたくしのことを助け出してくれたのですか?」
「ま、結果としてはそうなるな」
「勇者様!!!!!!!!!!!」
「うわっ」
胸元にシーツをまといつつベッドから飛び降りたアレクサンドラは、歓喜の声を上げながら俺にダイブ。
「ありがとうございます、ありがとうございますっ。そして申し訳ございませんっ。わたくしの不注意で勇者様のお手を煩わせてしまって……」
「気にすんな。俺は俺でたっぷりと目の保養をさせてもらったし。まぁ、今も――」
むにっ、ふにっ、ぐに~~~~ぃっ。
「いい感じだしな」
「はい? どういう意味でしょうか勇者様?」
「なんでもねぇ。とにかく腹減ったろ? メシにすっか」
「ご飯っ♪ ご飯っ♪ ばーべきゅーですよね! では助けて頂いたせめてものお詫びに、わたくしが勇者様をおもてなしいたします! こう見えても、一から火を起こすのは得意なのですっ」
と、鼻息を荒くしながら迫るアレクサンドラ。
(一から火って……コイツ、本当に聖女だよな?)
悶々とした気持ちの中、しめやかに開始された二人きりのバーベキュー。
しかし、その三十分後には――。
「くーっ、くーっ、くかーっ。すやすやすや、むにゃむにゃ、もにゅ」
「何がせめてものお詫びにおもてなしいたします! だよ。とっとと眠っちまってるじゃねーか」
食うだけ食って、飲むだけ飲んで、早々にアレクサンドラはベッドの上で仰向けバタンキュー。
「それにしても、見た目の割に大食いなんだよなコイツ。ま、下手に小食な女より見てて気持ちいいがな」
また、食ったり飲んだりすることは直接経験値に結びつかないみたいだし、レベルが上がることもないから気にする必要もないか。
(とは言え、こっちのレベルは順調に爆上がりしているみたいだがな。ククッ)
そう。摂取した栄養は漏れなく二つの膨らみと直結しているようだ。
呼吸のたびに浮き沈みするバスローブ越しのボリューミーかつクリーミーなそれはまるで孕んだかのように、出会ったときよりも一回りはデカくなったような気がする。
(孕んだ……? 待てよ。これってもしかして――)
新たな
(うしっ、さっそく取引ついでに聞いてみることにすっか)
ひとつの妙案を思い付いた俺は、アレクサンドラをしっかり寝かしつけた後、熱帯地域特有の気怠くも心地よい風を浴びながら、夜の街へと繰り出すのである――。
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