「上っ面の言葉だったら嫌いだ」と 上っ面の言葉ばかりを紡ぎ続ける

こちらは、


『すれうた』

お題

【 「だったら嫌い」をどこかに詠み込んで即詠してください 】


https://www.threads.net/t/CuocmHvPyGf/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==


に、応募した作品に、大意を損なわない形での改変を加えたものです。



ちなみにこの歌の場面背景は、

いわゆる「チャツト型恋愛シミュレーションゲーム」の世界です。(苦笑)



…でも、


私のごくごく乏しい経験から考えるに、リアルの恋愛も、何やらあまり変わらんのじゃないか…と。


例えば、相手の言った「好きだよ」と、

その返事としての「ありがとう、私も好きだよ」は、

お互いにどれだけ本心だったのかな、…と。


向こうの「好きだよ」は、

繋ぎ留めるための、言ってみれば「餌」の側面も、まあ皆無という訳ではなかったでしょうし、

こちらはこちらで、それに対する「お愛想」という…。


で、また、…これは実に奇妙なことなのですが、

自分の発した言葉に絡め取られて、

「あれ、…私、この人のことがそんなに好きなのかな…?」と、

ほぼ勘違い的に執着が強まる…という現象も、時に起こったりします。

(まことに「言霊の力」です…)



まあ、…こんな身も蓋もないことばかり申し上げていては、

お若い方々の夢を壊してしまいますよね。



ええと、

「生命短し、恋せよ若人!」


(実際、臆面もなく自分の恋愛感情を貫こうと思えるのって、多くは、まだあまり充分に分別の身に着いていない、若いうちかと。


ちなみに、「不倫は文化」系の方々は、

恐らくですが、身に着けるべき分別の「種」となるものを、御母堂様の胎内に落っことしたまま、この世に生まれて出て来てしまったのでしょう…)



(2023-07-18)

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