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    戦場に行った兵士の物語への応援コメント

    こちらを読んで、経済的徴兵制をググってみました。
    簡素な説明だけでしたが、己が身に置き換えてゾワッとしました。

    これを読んで「戦争における人殺しの心理学」という本を思い出しました。

    数年前の事なのでうろ覚えな所もありますが、第二次世界大戦に従軍したアメリカ兵の話でした。

    その本では、人を殺す事の恐ろしさを繰り返し語っていました。
    戦後、兵士のPTSDが問題になったが、あれは殺される恐怖からじゃない。
    “殺した”恐怖が兵士達を壊したのだと主張していました。

    作中の兵士さんは、仮に生き残れて、望み通りに進学出来ても、明るい未来を歩くのは難しいだろう。むしろ、自分の幸福を許さなくなるのだろうか、と想像しました。

    日本は今は戦争していませんが、いつ変わるか素人には予測つきません。「まさか」とも思いつつ、「でもウクライナの一般の人だって、攻撃される直前までこんな事になるなんて思っていなかっただろう」と思うと、他人事では無いのでしょう。

    作者からの返信

    kouyadouf様
    ありがとうございます。
    今の時代だからこそ、生れた短歌の様な気がいたします。
    こうして読んで頂けて本当に嬉しいです。
    私は堤未果さんの作品ではじめて経済的徴兵制の事を知りましたが、他にも『戦争で死んだ兵士のこと』小泉吉宏著に強く影響を受けた作品です。もしよろしければそちらも読んでいただけたら幸いです。
    数多ある作品の中でこの二十連短歌を見つけてくださり、本当にありがとうございました。