第37話

 変換機能は、変なミスはすぐに覚えるくせに、さっさと覚えてほしい主人公の名前は、いつまでも覚えない。


 次はもう覚えているだろう。次こそは覚えているだろう。いや次こそ……と、しばらく粘るも、結局、自分で辞書に登録する。


※『辞書』というのは、単語を認識して、上手じょうずに変換したり、間違いを見つけやすくしたりためのデータを持っている、みたいなものです!(上手く説明できなくてすみません。あまり詳しくはないので、間違っているかもしれません! また、ソフトやデバイスによって、あったり無かったり、呼び方が違ったりするかと思います。)

 造語や、独特な読みの熟語などは、自分の思う通りに変換してもらえないので、例えば、『ほくち』と入力したら『火口』と変換してくださいね、などと、『辞書』にお願いしておくのです。

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