第39話 貴方の声に恋する私

低く優しい声は罪

温かく迎え入れる懐は罪

私を離さない言葉の熱は罪


だって

貴方の声に恋する私は不利


喧嘩になってもすぐ負ける

絶対noといえなくなる現実

貴方の声と言葉に振り回される私


馬鹿だとわかってる

だめなのに止まらないこの感覚


でも

貴方の声がただ好きだから

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