第13話 求めていたその声の貴方へ

ふっと立ち寄り耳をかすめた

貴方の滑らかな癒し声

懐かしい響き


すぐに立ち去るはずが

私の耳を…足を

その場から離さない


心地よい雰囲気の中

貴方の声を…おしゃべりを

そっと心に焼きつけた


表にたてず勇気のない私をどうか許して


だめと思いながらもあと少しだけ…

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