半額

「いや~ん、半額半額~」

半額チケットをくわえて自慢の愛車を飛ばす。

「このチケットが使える店に急がないと、使えなくなっちゃう」

愛車をチャーター機に突撃させ離陸、そして遥か彼方の国から豪華客船「グリーンジャイアント」に乗り換え、さらにそこから月へと向かう。

半額への道のりは険しい。

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