第25話 「天下大乱なり。爾ら夷狄禽獣の類すら帝を称える。況や吾は中土の英雄。何ぞ帝を称えることを得ざるや!」
出典:「十八史略」
冉魏皇帝・冉閔が前燕軍との戦いに敗れ捕われ、前燕王・慕容雋の前に引き出され「汝は奴僕不才なり。何で妄りに帝を称えることを得んや!」と詰問された際の返答より。
気性が激しい方だった様ですから、売り言葉に買い言葉として返したのでしょうが… 今や己の生殺与奪を握る事になった相手に対し、よくもまあ、ここまで言い放ったものです。
彼に関しては、羯族大虐殺など表面的な事績を多少知っている程度なのですが… この台詞によって強く印象に残っています。
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