引きこもりシェアハウス

@tasogani

第一話 突然の知らせ

わたし朝比奈瑠花は引きこもりだ。

そのためずっと家にいてゲームなどをしている。

今ハマっているゲームは音ゲーだ。特にこのゲームはストーリーが素晴らしい。予想外な展開が起きたり、時に感動させてくれる。こんなふうに変わらない日々を過ごしていた頃。


「瑠花一回下におりてきなさーい」


なんだろう珍しいなお母さんが下に呼ぶなんて。

下に降りるとお母さんが深刻そうな顔をしながら待っていた。


「お母さんどうしたの?」


「瑠花悪いんだけどもうあなたを養ってられないのだから一人暮らしをして」


「え!!」


「どうしてなのお母さん!!」


「あなた何年学校に行ってないの?」


「こんなこと言いたくないけど。学校に行ってないのにずっとお金ばっかりかけて私はもう養えないの!!わかる??」


確かにお母さんのいうことも一理ある。

実際私は私立でお金もかかるし行かないのに学費だけ払うなんて馬鹿げてる。


それに迷惑もかけていて申し訳ない。


でもやっぱりいきなりなんて酷い。


「いきなり一人暮らしはひどいんじゃない?」


「ここまで誰が育てたと思ってるの?」


「私の言うことを聞いてよ」


そうだ確かにお母さんはシングルマザーでここまで私を育ててくれたこれ以上迷惑をかけるわけにはいかない


「わかった一人暮らしをするよ」


こうして突然始まった一人暮らし。

これからどうすればいいんだろう…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る