番外編のキャラクター紹介

 フェブール。

 研究所の実験体として育ち、名前をつけることにより、その名が呪いを引き寄せるための呪文になるために名前が存在しない

 園児や先生、職員や児童養護施設の子どもたちからは名前で呼ばれない。


 赤ちゃんの頃から、研究所の中で育ち、幼稚園の入園を機に、外に出る許可が出て、児童養護施設に行くこととなる。


 死に寄せという魔力を持っているために、自分のまわりでは、二日に一回のペースで、殺人事件、自殺、事故死など自分以外が事件に巻き込まれ、死んでいく。


 そのために「歩く死に神」と呼ばれる。


 天然で、予想もしない答えを出すところがあるが、本人は自覚していない。

 人の気持ちにも鈍感であり、スクイアットロの毒舌が嫌みにはとっていない。

 嫌われていることにも気づかないし、悪口を言われても、いじわるをされても、暴力沙汰や命に関わる事件にならない限りは、それをネガティブな意味にはとらない。


 殴り合いの喧嘩には強くないものの、困っている人がいたら、迷うことなく、助けにいく。


 純粋無垢で、善意が強く、お人好しで、穏やかな性格だが、無自覚に、人を振り回すところがある。


 人を助けたい気持ちはあるが、自分を犠牲にしてまで、果たそうとはしない。

 無謀なこともしないために、何回も殺されたりすることはない。

 勝てないと思った相手には、理由もなく、勝負に挑んだり、相手を挑発したり、自ら危険なことに首を突っ込んだりもしない。


 優柔不断なところもあり、選択肢を出された時にすぐに決断ができずに、いつも先延ばしにするところがある。


 また、美人に弱く、一目見ただけで好きになることも少なくはない。

 だが、一途というわけではなく、新しい美人との出会いがあれば、そちらに乗り換えることもある。

 美人でも性格がいい美女には惹かれるが、性格が悪いとそんなんでもない。


 勉強はそこそこできるものの、難しい説明を理解することに欠けているため、あまり話がわからないところは、どういうことなのか問い詰めたりせずに、早めに話しを終わらそうとするところがある。


 純粋で人を疑うことがないために、惑わされやすく、言われたことに真に受けて、そのことに一喜一憂するところがある。

 言われてから、そのことについて悩み始めるところがあるが、言われなければ気にもしなかったりする。


 死に寄せの魔力で、周囲が死んでしまう罪悪感から、心を壊してしまう。

 

 スクイアットロ。

 リスの姿をした相棒。

 その正体は、不明。

 一人称は「おいら」。


 氷化、岩化した少女たちを、なぜか「美少女」と呼び、異空間に置いておく。


 なぜか、主人公の能力のことを知っている。


 ひねくれている性格だが、アドバイスをしたり、くわしく説明しようという配慮はある。

 だが、二回も同じことを説明することは嫌いであり、以前言ったことを覚えていない時は「どうせ、忘れる」と言い、説明を放棄してしまうところがある。


 非常に根に持つ性格であり、一度されたいやなことは忘れず、そのことを何年たっても言い続けることがある。


 人の気持ちを理解しようとするところよりも、理屈だけで動くために、トラブルに衝突したり、悩みに寄り添えない。


 普段は生意気な口調だが、上司には丁寧な敬語を使う。


 上司。

 スクイアットロの話に出てくる上司だが、その姿や人物像は不明。

 そして、スクイアットロに命令を出しているとこのことらしい。


 氷に封印された美少女。

 何かしろの事情で、異空間の中でコールドスリープの状態で100年以上の眠りについている。

 

 

 岩に封印された美少女。

 名前は「ラック」。

 どういった事情が、岩の中で100年以上の眠りにつく美少女。


 水色の髪と瞳を持ち、一人称は「あたし」でなのです口調で話す。


 幼くして高い魔力と、礼儀正しさを持つ。


 番外編の登場人物。



 叔父さん。


 番外編のみに登場する。


 主人公以上の天然だが、本人に自覚はない。

 穏やかかつ、お人好しな性格だが、持ち前の天然で、無自覚に周囲を振り回し、疲れさせているところがある。

 その天然さは、普段はボケ役の主人公をツッコミ役に回したくらいである。



 漢字は得意だが、ひらがなやカタカナが書けないというのは、どうしたらこうなったのかは謎である。


 サッカー部に所属していても、ルールを理解していない。


 一度思い込んだら、軌道修正がつかないところがあるために、学ランは陸軍で、セーラー服は海軍が着るものと思い込んでいる。


 聞かれたことに対し、的外れな答えを出す。


 高校に受験していても、合格できるほどの学力はない。


 暴食。

 常に空腹に飢えており、相手の能力を食べることができるが、それは無限ではなく、満腹を感じると、能力を食べることができなくなる。


 番外編では、岩の魔法を使えるラックに倒された。


 ラックの叔母。


 最初は、パートナーまでいかなくても、スクイアットロの仕事仲間だということから、物語が動き出す。


 最後に、暴食に食べられてしまった。

 

 まほさん。

 

 番外編のみに登場する、主人公の叔父さんの高校時代の友人かつ、恋人。


 高校卒業後に結婚して、娘を一人授かる。




 セリオ。


「いじめ寄せの異世界転移」の主人公であり、ヒロインでもある。


 ちなみに、この名前は異世界ネームであって、本名ではない。

 人間世界にいた頃は、「佐藤」という苗字だった。

 年齢は、6歳で、今年が終わろうとしているところで、7歳を迎えることになる。

 誕生日は12月の下旬生まれで、星座は山羊座。

 クールな性格。

 酒場のオーナーと出会ってから、少しずつ明るさを取り戻す。

 魔力をもたないが、物理最強。

 原因不明のいじめ寄せの呪いを持っており、それが発動したのは、保育園の頃。


 女性口調と中性口調を混ぜて話す。


 容姿は美人であり、数々の異性を魅了する。

 本人は恋愛に興味がある方ではないが、他に付き合っている人がいない限りは、拒まない。

 だが、あまり恋愛感情を理解していない。


 お酒は飲まないが、アコーソが来ないと思われる酒場に足を運ぶことがある。


 髪は綺麗な黒髪。

 お気に入りは、誕生日の時にもらった赤い大きなリボン。

 槍は常に常備しており、これで攻撃も防御もできる。

 しかも、この槍はなかなか折れることはない。  


 3年間は、槍とみの修行をしてきた。


 気が強く、自身の意見をなかなか曲げることができない。

 


 セリオの母。

 セリオが幼稚園に入園した時に、いじめっ子グループに殺されることになった。


 厳格な母親であり、働きながら、子育てをしていたために、娘からのSOSに気づくことができなかった。


 セリオにとっては、愛された記憶よりも、厳しかった記憶しか残っていない。


 酒場のオーナー。

 名前は、スコーポ。

 魔力を持たないが、物理最強。


 セリオの伯父。


 酒場は自営業で、一人で仕事をしていた。


 運命を受け入れることに時間がかかるなど、覚悟が弱いところがある。


 セリオの父親。

 酒場のオーナーの弟。


 セリオの母親とは結婚しておらず、戸籍にも載っていない。


 セリオの母親や、酒場のオーナーからの話にしか出てこないために、詳しい人物像はわかっていない。


 

 デボーレ。

 呪いの発動は一番早く、幼稚園に入園したあたりに発動し、保育園時代のいじめっ子が、自身の家族、児童養護施設の職員や子供たち、精神病棟に入院している患者や看護師やお医者さんまで殺されてしまった。


 身近に殺人事件、自殺、事故死などの事件が常に起こり、自分以外が被害にあうために、異世界の児童養護施設を転々としている。


 黒の綺麗な髪に、白のプリーツミニスカートに、黒のニーハイソックス、黒の半袖の服に、左腕に赤い細めのリボンを巻いている。


 セリオの父方の従姉で、容姿は似ている。


 セリオとは正反対で、気が弱く、運命を受け入れることができずに、引きこもっている。


 セリオのいとこ。

 セリオとは父方の方の親戚。

 不幸寄せの呪いを持つ。


 吸血鬼さん。

 正体不明。

 誰に対しても、敬語で話す。


 バンピーロ。


 美人なセリオに一目惚れをして、魔法学園に入学させた。


 嫉妬深いところがあり、セリオがいろいろな人に話かけらるのを気に入らないところがある。


 セリオとは、1歳年上。

 吸血鬼一族の一人で、即死しないところがある。


 アコーソの襲撃に巻き込まれ、死んでしまう。


 バンピーロの母親。


 見ず知らずのセリオを警戒しているが、息子の意志に負けて、同棲をしぶしぶ認める。


 魔法学園の学園長。

 

 アコーソの襲撃事件があった時に、真っ先に逃げることを選んだ。


 ペングウィー。

 異世界案内人であり、魔法精霊。

 攻撃魔法は使えないが、無限の補助魔法と回復魔法を持つ。


 相手の気持ちに寄り添うことができる。


 常に、浮いている。

 浮いていない時は、誰かの肩に乗っている。


 姿は、ピンクのペンギン。


 アコーソ。

 なぜか、保育園時代のいじめられっ子である佐藤に執着し、人間世界でも、異世界でも、大量殺人を犯したため、終身刑となり、異世界で再教育を受けることとなる。


 IQは80と低く、思いつきで行動するために、全く関係のない人を佐藤と勘違いして、まわりにいる人を殺害し続けた。


 情報調査をせずに、噂話だけを信じてしまうために、作中一番に騙されやすいが、本人はその自覚がない。

 騙されたことにも気づかない。


 保育園時代に出会った佐藤に異常な執着をし、探し続ける。

 昔の記憶だけを頼りにしているために、本人と出会っても気づかない。

 最後に出会ったのは、3歳だったために、記憶が曖昧で、佐藤が坊主頭だったことしか憶えていない。


 佐藤以外には興味がなく、仲間の生死を気にしていない。


 気分屋かつ、察してちゃんであるために、機嫌が悪いと口が悪い。

 

 保育園の頃に、マンションに火事を起こさせたが、3歳であるために見逃されたが、世間からのバッシングを受けて、居場所をなくす。

 だが、罪悪感はなく、周囲のせいにすることで、自身を正当化させている。

 親が「加害者家族」になったとしても、気にかけてもいない。


 言い逃れをする時は、真実をねじ曲げた記憶改ざんを行った上でする。

 例え、目撃情報があったとしても、盗聴器で録音されてても、映像に残っていても、悪いことをしたことは信じない。



 アコーソの仲間。


 アコーソとは保育園時代の幼馴染み。

 彼女に振り回されて、小学校に入学すらもできていない。

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