第244話 コンビニ愛のうた 🏪



 一応、毎週録画しておいてあとで観ても、正直、教えてやる的な取り澄ました印象を受けることが多い俳句&短歌のテレビ番組ですが、ごく稀れにそうでないことも。とりわけ昨日放送の短歌はとても胸をゆすぶられたので、迷わず保護設定しました。そうなんですよね~、型とかテクニックとかより本来の文芸ってこういうものでは? 


 司会は尾崎世界観さんでしたが、昨年春のスタート時からすれば相当慣れて来たようにお見受けしながら、純朴でシャイな感じを残していてカワ(・∀・)イイ!!。かたや、選者の岡野大嗣さん、これまた豊潤な人間性を感じさせる方でひと言ひと言が温かい。そして、ゲストの副島淳さんの実直な人柄を示す初短歌、めちゃよかったです。


 〆で岡野大嗣さんが副島淳さんの少年時代を詠んだ「コンビニを二十四億円で買う ぼくを眩しく匿えるよう」には、わ~っと熱いものが駆けめぐりました。一部選者の説きたがる高邁な俳句・短歌論など、この慈しみの歌には太刀打ちできない、小理屈ではなく、おおらかな感動こそホンモノと再認識したヨウコさんです。( *´艸`)




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