第121話 いやだな~と思うこと 🐾



 どんなに立派な業績を示されても、そういう性ならではのむかしの人のエゴイズムを見せられると、どうしてもリスペクト心がたじろぐんですよね~、ヨウコさんの。


 端的に言えば子だくさん。妻の身体の負担に配慮できない夫の身勝手さに途中から観る気持ちを失ったのは前回の朝ドラですが、いま読んでいる本にも、聡明で美しい教え子を妻にした教師の、肺を病んでいる妻に立てつづけの出産を強いた(そのうえ妻を早逝させたあとの女性遍歴で社会の顰蹙を買い支持者を失ったとか)明治男子の典型が出て来るので、ふたりの女子の母親として嘔吐感を伴う嫌悪を覚えています。



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 キモチワルイ思いは、近代日本の偉大な文学者として崇敬を集める某作家の所業(姪と関係をもった(@_@))に端を発しており、仕事上のつながりから顕彰事業に加わらざるを得なかったときも、内心では手を引きたくて仕方がなかったのです。




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