大人（おとな）しいとは

深（ふか）い考（かんが）えと落（お）ち着（つ）きを持（も）ち

山（やま）のように大（おお）きく佇（たたず）み

静（しず）かで余裕（よゆう）がある

気（き）が弱（よわ）い訳（わけ）ではない

幼児（ようじ）に大人しくしろ

大人しくさせろ

あるいは他人（たにん）に

もう大人なんだから

静かにしろ

…

その言葉（ことば）を言（い）った時点（じてん）で

ナリはおとなでも中身（なかみ）は子（こ）ども

大人は

言わない

言われない

音の無（な）い世界（せかい）など無いことを知（し）っているから

そして気が弱いから静かにしているのではなく

大人だから

静かに大人しくしているだけ

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