好きな人に告白をしようとするけど失敗しまくる女の子

@yamadasora

第1話好きな人

わたしの名前は山田(やまだ) 名(めい)


「よぉ待っていたよさぁさっさと帰ろうか」


むしして逃げられるのでおこる


「きみに言っているんだよ逃げないでくれるかなっておいごらむしするななくぞわたしだって」


「はあー分かったよなんですか」


「なぁ一緒に連れていってくれないかって頼んでいるんだけど」


「ああそうですか勝手についてくればいいんじゃないんですか」


「そっかいやなんだねなんてなはっはっこのわたしが落ち込むわけがないだろうが」


「ああもう落ち込んでいるじゃないかバカだなおまえそんな強がるなんてよダサいよ」


「きみに言われたくないね最低なきみには」


「はったしかに最低だな俺はだけど自分の気持ちを隠すおまえにだけは言われたくないね」


「えっなにを言っているんだい」


まさかわたしが田中(たなか) 徹(とおる)に恋をしていることがバレたのか


「ああいや単純にめいが俺と一緒に帰りたいんだろうに隠そうとしていることが気にくわなくてさ」


「はぁーべつにあんたと帰りたいわけじゃないし」


よかったバレるかと思ったよ本当によかった


「そうかならいいやじゃあな」


「ごめんごめんウソ今のなし一緒に帰りたいです」


「そうならそうとさっさと言えばいいだろ」


「分かりましたでは言いたいことを言わせてもらっていいですか」


「いいに決まっているだろ俺たちはともだちだろ」


ともだちと言う言葉がいやだったが関係性があって嬉しいとも思った


「あなたの家に行きたいですダメですか」


「いいよじゃあいこうか」


二人で一緒に帰るときにあれもしかしてこれデートではという考えが出てくるが頭をふってその考えをなくすだって恥ずかしいだろ


わたしはいつもどおりのように演じようとするが


「はっはっわたしが偉いからいうことを聞いたのだ」


「なにいってんだおまえだいじょうぶかやっぱり帰ろうかな俺ひとりで」


「ごめんごめんうそうそいまのなし」


「はっそうかよあっそろそろつくぞ」


「えっそうなんだじゃあ急ごうか」


「おう急ごうぜ」


「そういえば家にだれがいるの」


「えっだれもいないけど」


恥ずかしすぎるだろそんなのいやいややめてお香やっぱりむりだ今は


「あっついたなそれじゃあ入るか」


「えっいやえっとその」


断ろうとするけど結局断ることができず入ることになった


「あっどうしたなんでそんな恥ずかしそうなかおをしてんだ」


「あっいや気にしないでくれ」


さっさと先へ行こうとするが壁にぶつかってしまう


「本当におまえだいじょうぶか今日は一段とおかしいぞやっぱり体調が悪いんじゃないか」


「一段とってちょっとはいつものわたしもおかしいと思っていたんですか」


「ああおかしいと思ってたけどそれがどうかしたか」


「いいえなんでもありませんが」


無神経な人に怒りそうになるが我慢する


「どっどうしたんだよ悪いことしたなら謝るから許してくれよ」


「いいえなんでもありませんが」


「そうか気のせいならいいけどよ」


「ええ気のせいですよでは部屋に行きましょうか」


「おう案内するよ」


「では案内をよろしくお願いしますね」


「なんか他人行儀じゃね」


「いいえ気のせいですが」


「ああまた気のせいだったかはっはっよかったよかった」


「ええ気のせいでよかったですねウフフ」


「部屋に着いたらゲームをするか」


「ええしましょうか」

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