1029 本気で小説家になろうか悩んでいます。

 みなさま、こんばんは。

 宮草です。


 昨日の日記で、最近ぐだぐだモードと書きましたが、実は悩んでおります。


「本気で小説家になろうか、なるまいか……」


 いやぁ、なんかさ、最近さ、カクヨムでフォローしている方が、書籍化されるのを見かけるようになったのよ。それを見ているとさ、「私もやってみたい!」って、思い始めてね。でも、これって、周りに流されているだけなのかなとも思って。


 う~ん。


 例えるとね。私は今まで、山のふもとで満足していたのよ。麓にだって自然はいっぱいあるし、鳥はいるし、仲間もいるし。そこでハイキングができたら、それでいいと思っていたのよ。


 でもね、山の頂上まで登った人がいて、「山頂は最高だった!」「素晴らしい景色だった!」って言ってるのを聞いてしまったのよ。


 そしたら……、登りたくなってしまうやろ?


 でもなぁ、山頂の景色を拝むためには、いつものハイキングの格好で行ってはいけないのよ。それ相応の覚悟と努力と時間がいるのよ。


(特にKADOKAWAなんて、富士山だからね。)


 山に登るためには、知識もいるし、技術もいるし、体力もいる。それぞれを身につけるためには、時間もいる。より確実に登るためには、お金を出して、ガイドを雇うことだって必要かもしれない。


 そして山を登っている途中は、たぶんめちゃくちゃ辛い。先の見えない上り坂が延々と続いている。雨が降り出すかもしれない。高山病になるかもしれない。リスクは出せばキリがない。


 山頂まで登った人は、そういう準備をして、辛さを乗り越えてきた人たちなのよ。(もしかしたら、天性のセンスと運で軽々と登れる人もいるかもしれないが。)


 例えから戻って、考えてみよう。


 趣味で小説を書くのが、麓でハイキングをしている感じね。私は今ココ。


 それで、山頂を目指す、つまり書籍化を目指すには、それなりの時間と自己投資が必要になってくると思うのよ。登山に臨むには、体力や技術を身につける必要があるように、プロ並みの文章を書けるようになるには、勉強が必要ってことね。勉強には時間も掛かるし、場合によっては本を買ったり、プロに添削を依頼したりして、お金を掛けることもしようと思えばできる。


 文章が上手くなったとしても、コンテストに受賞するかはわからない。延々と上り坂を登るように、作品を書き続ける苦痛。自信作が落選するかもしれない。自分より先に、周りがデビューするかもしれない。アンチが湧くかもしれない。リスクは出せばキリがない。


 そういった、覚悟と努力と時間と自己投資をすべて受け入れてでも、はたして頂上の景色を見る価値はあるのだろうか……。


 ここまで書いて、思ったことを言うね。


「登ってみなきゃあ、わかんねぇな!!」


 あぁ、結局登るのねぇ……。どうなっても知らないからね……。


 自己解決しました。


 ではでは~。





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