0918 猫がほしくてダンゴムシを飼う

 みなさま、こんにちは。

 宮草です。


「猫ほしい猫ほしい猫ほしい猫ほしいーーー」


 最近そればかり言っている気がします。


 なんだか今年に入ってから、ずっとペットが飼いたいと思っているのですよ。特に猫。夢にまで出てきます。本当は、鳥が飼いたいんですけどね。


 ただ、うちの近所にはペット屋さんがありません。諦めていたのですが、近頃友人にその話をしたら、職場に話してくれたらしく、保護猫活動している病院の情報をいただきました。里親を募集しているようであれば、検討してみようと思っています。


 本日は仕事終わりに、猫に会えるという隣町のカフェへ行くことにしました。どうやらそこでも保護活動をしているとのこと。できればスタッフさんに話を聞いてみたいですね。


 ……と、思ったのですが、仕事も終盤に差し掛かった頃。


「お、お腹が痛い……」


 急な腹痛に見舞われました。仕事を終え、外に出ると、友人がちょうど車で来てくれました。


「ご、ごめん……。お腹痛いから、今日は無理かも……」


 せっかく迎えにまで来てくれたのに、本当に申し訳なかったですね。友人の車に乗せてもらい、家まで送ってもらいました。


 しばらく休んでいたら、腹痛は治りました。

 

 それにしても、行きたい時に限って腹痛になるとは……。これはもしや、「まだお前に猫は早い」と告げられているのでしょうか。


 しかし、ペットが飼いたい。なにか手軽に変えるペットはいないだろうか。


 考えたあげく、ある生き物にたどり着きました。


「そうだ、ダンゴムシを飼おう」


 よく家の庭にいるんですよね、ダンゴムシ。ヤモリも考えましたが、餌が生き餌しか食べないそうなので、ちょっと難しいです。その分ダンゴムシは、餌が落ち葉など手軽に手に入るもので、手間もあまり掛かりません。


 そうと決まれば、さっそくダンゴムシを捕まえにいきましょう。庭に出て、植木鉢をひっくり返してみます。


 うじゃうじゃうじゃーーー。


「ひぃーーーーっ!?」


 うちの植木鉢の下はアリの巣になっているようでした。

 次は熊手で落ち葉の下を掻き分けて探してみます。


 うじゃうじゃうじゃーーー。


「ひぃーーーーっ!?」


 小さなワラジムシがいっぱいでした。もうワラジムシにしようかな……。

 しかし、よーく見ていると、小さなダンゴムシも混ざっています。潰さないように手で捕まえて、とりあえず使わないカップの中へ。


 全部で六匹のチビダンゴムシを捕まえることができました。


 続いて、飼育に必要な材料をホームセンターで買ってきます。土は庭の土でもいいらしいですが、他の生き物が混ざってしまう可能性もあるので、昆虫用の腐葉土を購入。あとは、飼育用のケースですが、適当な大きさの虫かごが置いてありません。水槽ケースは高いし……。


 なにかないかなと百均コーナーを見ていると、透明な円柱のタッパーがありました。市販の味噌袋を入れるタッパーのようです。ちょうどいい大きさですし、中身も透けているので観察しやすそうです。これを購入。


 家に帰ってきて、タッパーのふたに空気穴を空けて、腐葉土を入れます。保湿用に園芸コーナーで買った水苔を半分敷きます。あとは隠れ家用に庭で拾った石と木を置いて、餌の落ち葉を撒いて、完成です。


 二、三日に一度、土が乾いたら、霧吹きで水をあげるそうです。フンもするので、定期的に掃除もしなければなりません。餌は基本落ち葉ですが、カルシウム不足にならないよう、たまに煮干しやカツオ節をあげればいいとのこと。


 六匹のダンゴムシを飼育ケースに放しました。快適に過ごしてくれたらいいなぁ。


 今もパソコンの隣にいますが、元気よく動き回って……全然見えない。


 これからダンゴムシとのペット生活、楽しんでいきたいと思います!


 ……で、猫は!?


 ではでは~。



 おまけ

 ダンゴムシの飼育ケースはこんな感じです。

https://kakuyomu.jp/users/miyakusa/news/16817330663894265197



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る