お土産か!!
「あー笑った笑った!さて本題にはいるぞ」
真顔になったムキマッチョが軽く右手を振り下ろした
。
「お前さんは死んでしまったんだがあんまりな死に方だったんでエルフィアという世界でもう一度生きてみないか?」
その言葉と共に地球に似た星が映し出される。
「へ?このまま天国なり地獄行きじゃないの?」
それは当たり前の質問だと思うのだがムキマッチョは顔をしかめて「異世界転移とか異世界転生物知らんのか?お前たちの世界では流行ってるであろう?」といわれたが「知らん!!!」と元気いっぱいに答えたら呆れられた。
「この世界では生き返らせる事はできないがエルフィアならば可能だぞ?」
おかしい・・・・なんか美味しい話すぎる・・・は!!!なんかの詐欺かなにかか!!!
「神が詐欺なんぞするかーい!!この話には2つの理由がある!1つは本来ならばおぬしは死ななかったはずなのだ」
「は?」
わけわからん!死んでるやんあたし!!
「俺は運命を司る者だ、おぬしは本来80まで生きるはずだったんだが神たる俺の思想をまげて死んだのだよ」
ええー予想外ってこと?
「なので別世界で残りの生を過ごしてもらいたいのじゃ、あともう一つの理由は・・・・・死に方が面白かったからおぬしを気に入った!!!」
「やかましい!」
思わず裏拳でつっこんでしまった・・・・
「分かったそのエルフィア?に行きます」
生き返らせてもらえるなら嬉しいからね。
「うむ!その世界は地球よりも文化は遅れている代わり魔法があり、この世界にはいない魔物がいる」
魔物?
「チンピラと戦ったことはあるけど魔物は流石にないわよあたし」
うむうむ!!とうなずきどや顔でサムズアップしながら
「向こうに送る時身体を向こう仕様に強化し必要な知識を与えるさ!あと武器もな!!!」
武器?おおお!!心が踊るわ!!
「これじゃ!!!」
ムキマッチョがとりだしたのは・・・・・・木刀?
「銘は日光じゃ!!!!」
「観光のお土産か!!!!!」
また・・・裏拳でつっこんでしまった・・・・
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