No.117 運命の人

大事な指輪の入った包みをカバンに入れた。なんて言って渡そう。「結婚しよう」で良いよね?

おっともう家を出る時間。少し急ぎ目に駅に向かう。曲がり角を曲がろうとすると、ドンっという衝撃が。

「いた~い」

パンをくわえた女子高生が尻もちをついて僕を見上げていた。

これは運命の出会い!? 今なの!?

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