第60話.作戦会議 2

 ──ピーンポーン。


「は〜い!」


 僕が玄関の扉を開けると、そこには祐希と優菜が仲良さそう……かは一旦置いておいて、2人が立っていた。


「よっ」

「……零さん、変態さんとバッタリ遭遇したときの対処法を教えてください……」


 午後1時すぎ、僕の家で作戦会議をするために、祐希と優菜に来てもらった。


「え、全力で無視する?」

「な、なるほど!」

「やめような? ってか、昨日チャットでも無視されたんだが?」

「「ちょっと何言ってるかわかんない」」


 そうして家の中に3人が集まり、最後にりーとのビデオ通話を準備する。


『もしも〜し!』

「よ〜し、りーも準備オッケー!」

「んじゃ、作戦会議始めるぞ〜」

「まずはどうやって助けるか、ですか?」

「そうだね〜」

『やっぱり、配信までに証拠を準備して、配信内で暴くのがいいな!』

「となると、証拠集めが最優先事項ですね」

「……って言っても、集める方法がないんだよね〜……」

「やっぱ本人に会うのが一番いいんだろうけど、どこにいるかもわからないからな」

『ネットの発言で探るしかないのかな〜」

「でも、それは大丈夫じゃないですか? 適任がいますし」

「適任? あ〜、そうじゃねぇか。ましろさんがいるのか」

「なら、あとで僕が頼んでおくよ」

『それじゃ、あたしたちにできることは、積極的にみずなちゃんと関わっていくしかなくない?」

「そうだな。それで、父親の隙を突いて会えたら最高の形だな」

「うまくいけたらいいけどねぇ……」


 その後も話し合いは続いたけど、結局みずな本人に会わないと始まらない意見がほとんどだった。











《あとがき》


重・大・告・知!!!!!


本日より、新作長編小説の連載をスタートします!


その名も──!


自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件


です!!!


ジャンルはカクヨムにあるのだと、現代ファンタジー。なろうだとローファンタジーになります!


こちらの小説にも力を入れて頑張りますので、応援よろしくお願いします!


このあと8時より投稿を始め、30分おきに1話ずつ公開していき、合計5話投稿したら本日分は終了になります。

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