出前授業 教える側こそ 学びあり

先日、所属する介護福祉士会からの要請で、中学校へ出前授業へ行きました。

介護に対する魅力の発信を、と中々に難解な指令を受けた訳ですが。


介護の道に進んで約20年。それなりに経験を積んできた自負はありますが、正直この業界に慣れ過ぎているなぁ・・・と感じることも多々あります。

業界に慣れ過ぎていると言うか、業界の「常識」に侵食されていると言うか。


介護業界の「一般的に」使用している道具等には、正しく使えば便利なものが多いですが、使い方を間違えると危険なものが結構あります。車いす何か典型なんですが。


ただこれ、業界に1年でもいればわかる事が故に、改めて一から懇切丁寧に教える機会が殆どないのです。恥ずかしながら、新卒で入社する方ってほとんどいないので。


その様な状況において、何も知らない中学生に対して、メリットやデメリット、リスクについてを一から言葉にして説明する事の難しさ。これを出前授業で痛感しています。教える側であり、教えられる側でもありました。


とても良い学びの時間でした。

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