第22話 浮島学園修繕ツアー(雨天決行)②


 保健室での用事も済んだのでボクたちは次の目的地であるプールを目指して廊下を歩いている。ちなみにこっちは修理依頼ではなく姫香ちゃんに教えるおすすめスポット。

「桐子ちゃん、震えてない?」

「うーん、ちょっと冷えちゃったかも」

 保健室で体温計のチェックをやったときにかいた汗が今になって効いてきたようで、風が服の中に入ってくると冷たい。天気予報が外れて雨と風も強くなってきたから余計に寒く感じる。

「どうしよう、保健室に上着借りにいく?」

「いや、いいよ。歩いてればマシになってくるはず…」

 今日はもう保健室に戻りたくない気分だったし、ワコちゃんと姫香ちゃんの時間をこんなことで奪ってしまうのは申し訳ないので拒否する。本当は立ち止まったらもっと寒くなってきたんだけど。

「やせ我慢するところ昔から変わってないね。ほら、ばんざいして!」

「ばんざーい? って、うわっ!?」

 ワコちゃんは自分の着ていたベストを脱ぐとボクに無理やり被せるかたちで着せた。

 ズボッと勢いよく着せられたベストは数秒前まで身につけられていたので暖かく、そしてボクには大き過ぎる。

「よし、これでマシかな」

「ポカポカする」

「ならよかった!」

「でもワコちゃんがワイシャツ一枚になっちゃったね、私のブレザーいる?」

「ヒメちゃんは脱がなくていいよ、私はこうするから」

「……! おっとと」

「ナイスキャッチ!」

 ブレザーの肩に手をかける姫香ちゃんを止めると、ワコちゃんは妖精態に変化してボクの着るベストの中へ飛び込んできた。  

 オーバーサイズのベストはワコちゃんが入る余地がありボクが動きづらいということはなく、暖かさが更に追加される。

「いいなー、雨の日に動物を助けてる人みたいで」

「助けられてるのボクだけどね」

「これで寒さは凌げるでしょ。作業もあとはこの姿で出来るしベストと合わせて貸してあげるよ」

「ありがとう!」

 ワコちゃんがベストの首のところから顔を出しているので、ずり落ちないように胸のところで腕を組んで支えないといけないんだけど、熱が逃げにくいからこれはこれで暖かい。

「あ、ワコちゃんの荷物わたしが持つよ」

「お、ありがたい!」

「姫香ちゃん大丈夫? 重くない?」

「ん、平気」

 心配してみたものの、妹の陽花ちゃんほどではないが姫香ちゃんもけっこうな力持ちなのを荷物を軽々と背負ったことで思い出した。

「さて、プール行こっか」

「思ったんだけど、プールって解放されてるの?」

「行けばわかるよ」


 浮島学園のプールは中等部と高等部の共同利用でちょうど境目にドーム状の建物として建っている。

 海の近くの学校に比べると数は少ないが水棲系の生徒のために年中解放されており、一般生徒も利用可能。

 廊下から更衣室に移動するとバシャバシャと水をかき分ける音が聞こえてきた、誰か泳いでいるのだろう。プールと更衣室を隔てる横引きのドアを開けると湖かと思うぐらいに巨大なプールが現れた。

「わぁ、広いし綺麗!」

「久しぶりに来たわ」

「ボクも」

 ボクたちはプールサイドの端っこに設置されているカラフルなベンチに腰かけてプールを観察し始めた。

 泳いでいる人は数えるくらいしかいないが、下半身が魚だったり、手に水かきが付いている泳ぎのスペシャリストばかりなので見ていて楽しい。

「それにしても本当に大きいね、市民プールの二倍くらいはある?」

「もっと大きいかも、クラーケンの人が巨大化しても大丈夫なくらいの大きさだからね」

「クラーケンってあのでかいタコ?」

「そう、二年上の先輩にいるんだ。先祖の力が強くてよく巨大化する人」

「私みたいな人、ほかにもいるんだ」

「いっぱいいるよ」

 高等部の三年生には下半身が蛸で種族がクラーケンの人がいて、普段は温厚で優しいが巨大化するとブロックで遊ぶ幼児のように校舎を壊すので自他ともに認める要注意人物となっている。ちなみにボクと同じく保健委員。

「あー、中三の夏は大変だったの思い出した」

「なんの話?」

「ヒメちゃん転校生だから知らないか、クラーケンの先輩が暴れて中等部校舎が半壊したことがあったんだけど」

「あれは脆かったところで巨大化したとはいえ、修繕委員会には頭が上がらないって先輩言ってた」

「映画みたいだね!」

「同時に何人も巨大化したときは本当に怪獣映画みたいだったよ。当人たちには悪いけど」

 生徒の巨大化は浮島学園に通っていれば嫌でも経験するイベントで校舎が半壊するような被害も出てしまうが、沙良先生たち教員が率いる制圧委員会もいるので有事の際は冷静に対処しましょう。

「ところでこの中で泳げる人いる?」

「私は人間態でも妖精態でも無理」

「ボクも泳げるレベルじゃないなぁ、そういう姫香ちゃんは?」

「私は泳げるよ」

「吸血鬼って流水がダメなタイプもいるって聞いたけど、ヒメちゃんは大丈夫なんだ」

「うちの家系は大丈夫なほうだね。もしダメでも触れてる間は気持ち悪くなる程度らしいけど」

 それでも流れてない水なんてほとんどないので致命的な弱点だと思う、温泉とか行っても楽しめなさそう。

 でも、そういうデメリットを消すマジックアイテムとかってあるのかな? ブレスレットとか良いかもしれない。

「知るって大切だな」

「急にどうしたの?」

「あ、ごめんね。流水がダメな話聞いてたらそういうマジックアイテムもあるのかなって思って」

「桐子ちゃんは勉強熱心だね」

「それ分かるわ、コレありかなって考えてるとそのうち新規開拓に繫がったりするし」

 最近、マジックアイテムについて考えることが増えてきたけど、こうやっていろんな種族の人たちと話してるとアイディアがゴロゴロ出てきて嬉しいな。もう世に出てるやつも多いと思うけど。

「あ、そろそろ次の依頼に行こうか」

「時間おしてる?」

「いや、あと二個だからちゃっちゃとやればすぐに終わるよ」

 放課後の短い時間であと二つも依頼が残っているというのに、プールでのんびりできるワコちゃんの余裕がうらやましい。

 次の依頼は理科準備室、場所はプールから高等部へ戻って階段を三階分のぼって更に奥の方にある為、ちょっと移動がキツかった。

「体が暖まってきたかも」

「ポカポカしてきた?」

「してきた」

「すぐに冷えるし、代謝がいいのかね」

「敏感ボディーなのかも」

 ワコちゃんから貸してもらっているベストにウサギ状態のワコちゃんをずっと抱きかかえているので暖かくなりすぎてポーっとしてきたかもしれない。

 少し顔でも冷やそうかと窓側を歩くと、窓ガラスに当たって形を崩している水滴に気付いた。

「まだ雨降ってるね」

「あー、濡れるの嫌」

「帰りも降ってたらこの状態で送ってあげるよ」

「いいの?」

「いいよ」

 ボクに抱きかかえられているので同じ景色を見れるワコちゃんは窓を見て顔をごしごしする。猫がそれやると雨が降るって聞いたことはあるけど妖精がやるとなんかあるのかな?

「その状態だと二人ともずぶ濡れになっちゃうよ、だから私が傘持ってあげる!」

「あ、そっか傘持てないか。じゃあお願いします」

「はーい!」

「眠いなら私が作業してるあいだに少し仮眠する?」

「いや、頑張って起きてる」

 姫香ちゃんが仲間はずれは嫌だとばかりにボクの隣に来て言う。

 そっか、ワコちゃんを抱きかかえてたら傘させないか。暖かくてそこまでの考えにいけなかった。


 ◇ ◇ ◇


「すいませーん、修繕委員会の者です。土田先生いますか?」

「いらっしゃい、待っていたよ」

 理科準備室の扉を叩いて依頼主を呼ぶと横開きのドアが開いて、黒のワイシャツに白衣を羽織った女性が立っていた。

 年齢は沙良先生よりはちょっと上かな、体型は痩せているので白衣が似合ってて、茶色い砂糖のような癖っ毛の髪が可愛らしい。

「見ない顔ばかりだね、みんな一年生かな?」

「はい、高等部一年の和光 時枝といいます」

「同じく高等部一年の結舞 桐子です」

「立葵 姫香です」

 ウサギ状態のワコちゃんに対して驚きもしないのは浮島学園の先生ってかんじがする。白衣の女性はボクたちの自己紹介を頷きながら聞いていた。

「自己紹介ありがとう。あたしは物理教師をしている土田 サハナという者だ、科学部の顧問でもあるよヨロシク」

「「「よろしくお願いします!」」」

 土田先生は大人の女性というかんじのオーラを漂わせながら自己紹介を返してくれた。

 普段は会ってる先生たちは近所のお姉ちゃんだったりセクハラしてくる先輩ってかんじで見てるから余計に大人っぽく見えるな。

「さっそくで悪いけど、電子レンジの調子が悪くてね。診てもらえるかな?」

「電子レンジですね」

 理科準備室に入ると中央に事務机が四つ集まっていて上には書類やパソコンが、その周りに本棚や実験器具の棚がズラッと並んでいた。

 電子レンジやコーヒーメーカー、冷蔵庫などの生活家電は窓際のシンク横にまとめて設置されており、準備室というよりは家のような印象を受ける。

「トーコちゃん、新聞紙敷いてくれる?」

「オッケー」

「ヒメちゃんは電子レンジをここに持ってきてくれると助かる」

「はぁい」

 ウサギの修理屋さんの指示に従って準備を進める。こんな仕事場があったら幸せだろうな。

「じゃあ後は任せて」

「手伝いは要らないの?」

「うん、もう少し大きくなるからね」

「もう少し?」

 ワコちゃんはいつものように手を叩いて変化の煙を起こす。てっきり人間態に戻るのかと思っていたら、ひとまわり大きいウサギとなったのでボクにクリティカルヒットした。

「おぉ!」

「少しだけサイズ調節も利くのさ、疲れるけど」

「おっきいのも可愛いねー!」

「すごい触ってくるじゃん、あとでモフらせてあげるから待っててよ」

「うん!」

「桐子ちゃん、邪魔すると行けないから向こう行こう」

「あー」

 姫香ちゃんに手を引かれてワコちゃんから離れる。さよならおっきいモフモフ。

「面白いねキミたち」

「あ、うるさくしてすみません」

「いいよいいよ、あたしが顧問やってる科学部もこんなかんじで騒がしいから」

 土田先生は笑いながらそう言ってくれた。科学部って植村さんがいるんだっけ、今度どんなかんじか覗いてみようかな。

「今日は科学部はお休みなんですか?」

「中間テストも近いからね、今日はお休みだよ。キミたちも勉強してるかい?」

「大丈夫ですね」

「そこそこ……」

 テストってことは浜凪に勉強を教えないといけない時期か、姫香ちゃんも不安そうだし勉強会を開いた方がいいかもしれない。

「姫香ちゃん、近いうちに勉強会しよっか」

「お願いします!」

「仲が良いね。んー、まずい」

「どうかしました?」

「いや、今日のブレンドを失敗してしまってね」

 土田先生は渋い顔をして持っていたマグカップを机の上に置くと、白衣のポケットからラムネ菓子を取り出して口直しを計る。カップには薄茶色の液体が注がれてるけどカフェオレかな?

「そんなに苦かったんですか?」

「いや、アーモンドミルクと烏龍茶が合わなかったんだ」

 大事な実験が失敗してしまったかのように言っているが変な組み合わせの飲み物を錬成して失敗しているだけなんだよね。

「本来、混ぜるものじゃないですよ」

「べつべつのほうが美味しくないですか?」

「娘にもよく注意されるが掛け合わせるのが好きなんだ」

 落ちついた雰囲気の人かと思ったら変人だった。やっぱり個性的な先生って多いのかな?

 土田先生は椅子に座ると肩ひじを机に載せ、人差し指でマグカップをつつきながら話を続ける。

「物と物が組み合わさると良くも悪くも新しい物が生まれる、あたしはそれを体験したいのさ」

「個性的ですね」

「変わっていると言ってくれていいんだよ」

 うーん、変だけど土田先生カッコいいかも。マグカップをつつく視線が少し険しくなければもっといいんだけど。

「中身、捨てないんですか?」

「自分で作った物だからね。どんなに気に入らない味でも飲みきる責任がある」

「あのー、電子レンジ直りましたけど」

「ありがとう。さっそくチェックさせてもらうよ」

「「あ……」」

「?」

 土田先生は電子レンジにマグカップを持っていき一分ほど加熱した。チンという音ともに動作チェックは完了し、マグカップの中身は湯気を立ててしっかりと温まっている。香りがこちらまで漂ってきたが悪くないと思った。香りはね。

「うん、いい仕事をありがとう」

 対応は大人だけど、マグカップの中身を口に含んだときの表情で残念なかんじになってしまった土田先生だった。


 ◇ ◇ ◇


「変わった先生だったね」

「でもラムネくれたし、仕事を褒めてくれる良い先生だよ」

 大きさを元に戻したワコちゃんがボクに抱きかかえられながらラムネ菓子をかじって言う。

 まだブレンドした飲み物が残っているんだけどいるかい? なんてことは言われず、土田先生は個包装のラムネ菓子をお土産にくれた。

 今は階段を一段降りて放送室に向かっているところで、これが最後の依頼らしい。

「そういえば土田先生、娘さんいるって言ってたけど。真理夏のクラスに土田って苗字の子がいたような」

「親子で同じ学校かー、楽しそうだね」

「あのお母さんじゃ大変でしょ」

「でもちょっとカッコいいかな」

「まぁ分からなくもない」

 廊下を歩いていると放送室の前で見慣れた少女が翼を畳んで座っているのが見えた。

「謡ちゃんだ! おーい」

「何やってるんだろ?」

 世織さんは姫香ちゃんの声に気づくと返事はせずに片翼を挙げて笑顔で手を振った。

「どうしたの? 元気ない?」

「いえ、放送室のマイクがオンになりっぱなしで私の声を拾ってしまうので静かにしてるんです」

 近くまで来てやっと世織さんと会話ができた。いつもの小さい声よりもっと低ボリュームなので聞き取りにくいが、確かに普段通りに世織さんが話していたら声が大きいからマイクに届いちゃいそうだ。

「オフにできないの?」

「それがスイッチが壊れてしまって常にオンの状態でして」

「なるほどね、それで私が呼ばれたと。ウタちゃんの為にもさっさと終わらせますか」

「おねがいします」

 心地いい小声モードの世織さんの声、ちょっとくすぐったくなるんだよね。いつもの大きな声になて慣れてきたからかな。

 放送室の重めの扉を姫香ちゃんに開けてもらい、助手のボクとワコちゃんが中で作業することになった。

「音出すと校内中に聞こえちゃうから静かにね」

「うん」

 スイッチやつまみだらけの机の下に潜り込んだワコちゃんの指示に合わせて工具を渡していくのがボクの仕事だ。ところで放送室の床って吸音の為かモコモコしてて気持ちいい。

「二番目のドライバーちょうだい」

「これ?」

「そうそう」

 机の下から小さな手が道具を求めて右往左往するのはとても可愛いと思いつつもしっかりと助手の勤めを果たす。

 細長く狭いこの部屋にも窓はあって、外を眺めることができた。そろそろ夕方だが天気は相変わらずの雨模様で夕日が顔を出せないでいる。

「雨、止まないね」

「好きじゃないけど、今日は送ってもらえるから嫌じゃない。ハサミちょうだい」

「ん」

「トーコちゃんは雨好き?」

「雨ね、好きかな。洗い流してくれるかんじがするから」

「詩人だね」

 嫌なことも悲しみも引っ付いてるもの全部を落としてくれそうだから。

「雨が降ってると音が聞こえにくいのは知ってる?」

「知ってるよ。黒テープちょうだいな」

「はい、どうぞ」

「傘を差して目を閉じてるとね、雨音に包まれて自分を感じられるんだ」

「だから私は雨が好き」

 プツッという音と共に目の前で光っていた赤いランプが消えたことで作業が完了したことが分かった。そして同時に自分の声が大きくなってマイクが拾っていたかもしれないという事実にも気づいた。

「声大きかったかな?」

「私はなんとも、作業終わったし外の二人に聞いてみようよ」

 道具を回収し、ワコちゃんを抱えて放送室を出ると姫香ちゃんも世織さんも気まずそうな雰囲気で迎えてくれた。

「聞こえてた?」

「……しっかりと」

「あはは、放送委員には声の通らない種族の方もいるので、ここのマイクってけっこう高性能なんですよね」

 マイクのスイッチが切れたので世織さんの声はいつも通りの音量に戻っている。あれくらい小さくないと拾っちゃうってことはほとんどの発言が校内中に流れたってこと? 高性能が仇になったか。

「最初から最後まで?」

「素敵なポエムでした」

 この突発的な放送を聞いている人が一人でも少ないことを祈るしかボクにはできなかった。


 ◇ ◇ ◇


「ああ、もう恥かいた…」

「でも綺麗な声だったよ」

「大丈夫だって。ウタちゃんもたまにスイッチ切らないで歌ってるし、また放送委員のミスとしか思われてないから」

 今日はもう学校に居たくなかったので後のことは世織さんに任せて、ボクらはワコちゃんの家を目指して雨の中を歩いている。雨はそこそこの強さだけど番傘は大きいし、持ってる姫香ちゃんに近づいてるから思いっきり濡れる心配はなさそう。

「最近持ってきてる桐子ちゃんの傘、おしゃれだよね」

「ありがとう、気に入ってるんだ」

「珍しいし盗まれてもすぐ見つけられそう」

「盗まれるのはけっこう困るかな…」

 盗まれる心配は限りなく低いと思うけどね、髪留めに戻しちゃうし。

 最近はブリージアに傘の機能を追加したおかげで傘を持ち歩かなくなったので、みんなと一旦別れた隙に変化させて持ってきたふりを装った。怪しまれないのはマジックアイテム好きだからそういうのも持ってると思われてるからかもしれない。

「でも二人と学校回れて今日は楽しかったよ、ありがと!」

「私もいろんなとこ行けて良かったよ」

「悪くはなかった」

 最後のがなければなぁ、最後のが。どうしてあんなにスラスラと恥ずかしいこと言っちゃうかなぁ…。

「また誘ったら付いてきてくれる?」

「いいよ、今度は周りに注意する!」

「(またハプニングに巻き込まれそう)」

 雨よ、ボクの今日の恥も洗い流しておくれ。

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