第6話

「・・・」


花井さんはみんなから無視されることが多く、花井さんだけ挨拶をして貰えないことが多々ある。


 と言うことで


 「おはよう!!花井さん」


ゲッて顔されてる。


 返事はない。


 クラスメイトが笑っている。


 「花井アンタ、こいつに懐かれるってすごいわね」

 いじめっ子Aがやって来る。


「懐かれてないわよ!!」


「・・・」

俺の話題で煽らられる、花井さんを見て大変満足している。


 怒った顔もやっぱり可愛い。


ーーーーーーー


 「花井さん」


またゲッて顔をされる。


 だが俺はそれをご褒美と捉えて、

 「花井さん、今日も可愛いね」


ウエって顔をされる。


 だが俺は褒め続けた。


 「今日は、いつもと違うメイクしてる?似合ってて可愛いね」


「してないよ」


「あれぇ?まぁとりあえず可愛いよ。凄く」


「私、メイクやめようかな」


 「素顔でも可愛いと思うよ!!」


その時の見事なドン引き顔を俺は何度も思い出しては燃え上がった。




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