【火曜日 08:25】臆病で陰キャでボッチな俺は虐められて屋上から落とされて、さらに悪化した。
少し復活したエアコン
第1話
「アンタみたいな幼馴染死んじゃえばいいのに」
「・・・ごめんなさい。死ぬのは怖いです」
「はぁー本当になんでアンタみたいなのが幼馴染なんだか」
俺はボッチで臆病でインキャでコミュ症で、寧ろダメ駄目な所と言える程ダメなところしかない。
「なぁ、三奈??」
「何??」
「俺たちこの後続きやっていい??」
「いいわよ。ただ私先生に補習で呼ばれてるから、私は行くね」
「あー、残念、補習頑張れよ。」
「頑張ってくる。」
俺はこの男に屋上に運ばれた。
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幼馴染視点
はぁー、早くあいつの所に行って虐めて絶望する顔を見たいな。
好きな人程虐めたくなるって奴よね。
昔は明るかったけど、今も凄く好きなんだよね。
死ぬとか言ったけど、あいつがもし死ぬなら、私も一緒に死ぬつもりくらい好きなんだよね。
本当に自殺とかしたらどうしよう??そんなの想像したくもない。けど今の彼の絶望する顔も好きなんだよね。
何というか、このギリギリをついた感じのスリルがたまらないと言うかなぁ、
はぁ、早く補習終わらないかな。
空は綺麗だな、今頃アイツは虐められているんだよね。
あー、絶望する顔が
「えっ??」
今一瞬、一瞬だけど、私にははっきり見えた。
そして、その瞬間、私の今までしたこと全てが後悔として頭に巡ってきた。
お願い、神様!!お願いします。彼だけは守ってください。どうか見間違いであってください!!お願いします!!
私はすぐに下を見る。
そこには、
「嘘ぉ、・・・」
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