第45夜

秋は気分が沈みやすい、と某SNSで医療関係のアカウントさん達が書いていた。


そうか、沈みやすいのか。


産まれてから昨年大好きな人に出会うまでは、低飛行→どん底の繰り返し。

メンタルもボロボロなのを、無理やり繋ぎ止めていた。

1人の時間なんてあったら、たちまち希死念慮にのまれて頭の中は「終わらせたい」でいっぱいになってた。

ふとしたときに

「なんで生きてるんだろ」

「しんどいな」

「末っ子の手が離れたら終わらせてもいいな」

ってよく思っていた。

毎日そう思っていて、どん底に突き落とされる出来事の多かった5~9月末は特にソレが強くなってた。


昨年暮れ、大好きな人の事を好きなんだと認識した時。「こんな(人生終わらせたい)私が好きになっていいのか」って思いも凄くあって。

大好きな人も、人嫌いだって話していたので〖友達〗になれたらそれ以上を望むのは奇跡だなと思った。


だから。

今の関係が凄い事だなって思う。

通話出来るだけで嬉しいし、幸せなのは最初からずっと変わらない。

大好きな人の事を、大好きで大事に想うのも変わらないどころか強くなってる。

たまに、前話みたいに「どうおもってるのかな?」って考えてしまうことはあるけど。

不安、というよりは純粋に知りたいなっていう気持ち。

返事返してくれて、電話してくれて。

会ってくれてる。

「その時点で解って」って言われそう。

(実際言われたことがある)


あぁ、書いて改めてウチは彼が大好きなんだなって思った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る