第8夜
ウチの大好きで大事な人は、不器用で繊細でとても優しい。
本人は「優しくない」って言うけれど、ウチが知る限りとても優しい。
思ってる事を言葉に出来るし、理不尽な事に怒ることも出来る。
なかなか、出来ない事だから。
表面的な優しさじゃなくて、本当の意味で優しい人だと思う。
ウチは、幼少期の経験から 嫌われたくない が強すぎて、悪い方向の優しい人になっていた時期がある。
そういう自分だから、彼がとても優しい人なんだと気付けたのもある。(と自負している)
そうじゃなかったら、少なからずウチの事特別扱いしてくれてるんだなって勘違いしてしまう。
しかも勘違いだったら、ウチはめちゃくちゃ痛い人になってしまう。
…痛い人にはなりたくない…。
(気を抜くとネガティブに振り切るのは何故?)
会って一緒に過ごしてくれて、また会ってくれる。毎日通話してくれる。
そうやってしてくれるの、凄く貴重だよね。
毎日、感謝してる。してもし足りない。
だから沢山、ありがとうって伝える。
大好きな事も、ウチにとってとても大事な存在だってことも。
いつだったか、「俺の声がないと眠れないもんね」って言われた。
そうだよ。落ち着くんだもん。
ウチにとって、彼は安心して素を出せる唯一の存在なんです。
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