#140字小説

ナカタサキ

美しい世界

画面の向こうの君はすっぴんでも可愛い。西の海の人魚はその顔面があればもう少しマシに世界を泳げることが出来たとため息をついた。煌びやかで麗しい珊瑚の海は息苦しいから僕は陸を目指します。海底に降る珊瑚の死骸が希望です。人魚は深海の魔女にお願いして運命と引き換えに赤い瞳を手にしました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る