七夕(しちせき)には髪洗ひ給えと我が母ののたまひし声 頭(つむり)撫でし手

恐らく、ごく幼少の時分の想い出です。


『傾城阿波鳴門』のおつるではありませんが、充分過ぎるほど大人になった今でも、

「かかさんに髪いろうてほしい…」という心持ちになることがあります。



(2023. 7. 7.)

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