　ようこそいらっしゃいました。

ここは小烏の台所です。

　今日は油揚げで鶏ひき肉を巻いた信田巻きを作ろうと思います。

油揚げで巻いた料理をなぜ「信田巻き」というかというと、平安時代の有名な陰陽師安倍晴明の母が信太（田）の森に棲む狐だったという伝説から、油揚げと言えば→狐が住むのは→信田（太）という流れだそうです。

　油揚げは四角のものを選びましょう（三角でもできますね）。

袋から出して、油揚げの上ですりこ木をコロコロ転がしします。

こうすると開きやすくなるとカクヨムさん（緋雪様ありがとうございました）に教えてもらいました。

油揚げの三方に包丁を入れ、開きにします。

　鶏のひき肉をボウルに入れて、酒、塩コショウをしてしっかり粘りが出るまで練ります。

　サヤインゲンはヘタを切っておきます。

ニンジンはサヤインゲンに合わせた長さに切って、細切りにします。

あとで煮込むので加熱しなくても大丈夫です。

（心配なので加熱したいという時はレンチンで）

　油揚げを広げます。

揚げの手前から向こう3/4まで鶏ひき肉を塗るように広げます。

ひき肉の真ん中に、インゲンとニンジンを乗せます。

揚げを手前からくるくると巻きましょう。

ひき肉部分は隙間が空かないように、ぎゅうと握りつつ巻きます。

　大き目のフライパンに油を軽く敷き（なくても可）揚げを巻いたところを下にして並べます。

火を点けて、こんがり焼き目がつくまでそのまま待ちましょう。

焼けたら全部の面が焼けるように転がしつつ火を入れます。

　全面焼き目がついたら、酒、出汁、みりん、醤油を入れて蓋をします。

中まで火が通ったらふたを開けて、揚げを転がしつつタレを絡めます。

タレが絡んだら、食べやすい大きさに切ってお皿に乗せましょう。

お味はいかがでしょうか。

〈今日のお義母さん〉

★★☆

醤油をかけそうになったので、そのままで食べてくださいとお願いしました。

近況ノートに写真があります

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