朝顔を枯らして絶望、夏休み

 その昔、小学生だった私には、学校から持ち帰った朝顔の観察日記をつける夏休みの宿題が出ていたのですが、すっかりその植木鉢の存在を忘れてしまいました。

 八月三十一日。観察日記を遡って捏造しようにも、枯れている朝顔の植木鉢を見て絶望したのでした。

 結局、生きている朝顔のIF世界線で書いた観察日記で特に怒られませんでした。あの頃から創作に向いていたのかもしれません。

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