誰も言わない地方警察の裏舞台。
わっしょいSENO
第1話 はじめに。
私は、大学を卒業し、世間では「将来安定」の「警察官」になり、警察改革、警察刷新と騒がれる中、20年以上、警察官として職務に専念してきました。
20年以上勤めてわかった事は、警察は、閉鎖的な組織ということもあり、世間の考えとかけ離れ過ぎている考えが多い、そして、そのような考えを持たなければならない状況があるという事で、私自身、とても息苦しさを感じながら、仕事をしていました。
警察組織を離れた今、現役警察官に「その考えは世間とは、かけ離れ過ぎていますよ。」と知ってもらう事と世間に「でもそう言う考えでなければやっていけない組織が警察なんだよ」と言う事を知ってもらう事が、私の使命であり、責務の一部だと考えております。
その中で、私がお伝えできる事は、実際に警察官として勤務した体験です。
その体験を皆様に広く知ってもらう事により、普段、皆様が警察に抱いている「警察は事件が起きないと動けないのか?」などの疑問解決に至るヒントになれば幸いと思っております。
そして、現役警察官が知ることにより、更なる国民の信頼に応える警察に発展していくことに期待しております。
本書は、記述中、警察特有の専門的な用語が出てきますが、できるだけ、わかりやすく書くつもりですので、ご理解ください。
世の中の常識とはかけ離れていることばかりが起きています。
心の準備はよろしいでしょうか?
それでは、警察の世界へレッツゴー!
登場人物
阿藤副校長:警察学校の副校長、学校内であの手この手で学生をしごく「鬼」
佐山課長:警察学校の教官、武闘派思考の持ち主だが、根は優しい
銀田課長:警察学校の教官、人当たりは良いが、気に入った学生で遊ぶ癖あり
須藤教官:警察学校の教官、人当たりが良い、適当な性格
相田:この物語の主人公
手波:相田の一期先輩。外見がゴリラで「野獣」と呼ばれている。
荒山:相田の初の上司、変わり者
読んでいただいてありがとうございます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます