第41話 最高の快楽と地獄


「それじゃ理人様、この書類2枚にサインを頂けますか?」


「…はい…あの王家の秘伝って凄い…ですね」


「一応、秘伝ですので…」


駄目だ、頭がぼうっとする。


余りに衝撃的すぎるし、吸激的過ぎる。


まさか女王自らが69にローションプレイまでするとは思わなかった。


一瞬、この世界にソープランドに似た風俗があるのかと思ったが…あれは門外不出の王家の秘伝だそうで、マットもスケベ椅子も秘宝扱いで、ローションのレシピも王家にだけ伝わる秘伝のレシピで作られている、そうだ。


「それじゃ、本当にこれは王家のみしか出来ない事なんだ…」


「その通りです。ですが私もこれを殿方に使える日が来るなんて、思いませんでしたわ…男性が女性を毛嫌いする前、女性への関心が薄れて来た時代に『殿方をその気にさせる房中術』として異世界の方から教わったものらしいです」


絶対に教えた奴…風俗通いしていたな。


王族になに教えて居るんだよ…まぁ感謝するけど。


「凄いとしか言えないし、最高に気持ち良かった」


「うふふふっ、そう言って頂けると頑張ったかいがありますわ!これはあくまで、王家の秘伝ですので他の子には内緒でお願いします、勿論、道具も王家の秘宝なので誰にもお貸ししませんし、複製も禁じられています…私を『友達』にして下さった理人様だけが味わえる快楽です」


女王相手に可笑しいかも知れないが、この世界でローションプレイが出来る唯一の存在って事か…


いや、王家という事はマリン王女にも伝承されている筈だよな。


「王家って事はマリン王女も…」


「マリンには伝えていませんよ…だって、今の男性は女を毛嫌いしていますし、こんな事したら、途中で舌噛んで死んでしまいますから意味はありません!学んだ時には使う日が来るとは全く思っていませんでした。教わった時も半分馬鹿らしいって思った程です」


確かに俺には天国だけど、女嫌いからしたら地獄だな。


「確かにそうかもな」


「ええっ、だから、これが出来るのはこの世で私だけです!これで私も理人様のお友達、嬉しいです、ありがとうございます…私で良かったら、毎日でも何時でも使って下さいね…では名残惜しいですが、私はこれで失礼します…また…」


そう言うとマリアンヌは出ていってしまった…


名残惜しい、思わずそう思った


◆◆◆


トントントントントン…乱暴にドアを叩く音がした。


「さぁ…理人今度は、私達の番だわ」


「BBAで出来るなら、私にも頑張ってくれるよね」


「理人お兄ちゃん、今日は私が上になってあげるね」


「ああっ!」


頭の中が違う意味で真っ白になった。


三人に無理やり勃たされ…朝まで犯り続ける事になった。


俺はこの日、人生最大の快楽とSEXの辛さを味わう事になった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る