P.23


 キャサリン:


 「 そうそうっ、あれがオリー………

   ………………って、


   ユルぅっっっ…!!!


   アンタ、いつの間にっ………

   タクシー呼んだのよ、もぉ~……


   …………あっ、タカオちゃん、

   ごめんなさいねっ…………


   アタシ、ちょっと………

   ………行ってくるわっ。 」



    キャサリンは、

   外の様子を気にしながら……

   ………店のドアを開けた。



 キャサリン:


 「 オリーブ! ありがとっ!!


   もぉ~、中に入っていいわよ! 」



 オリーブ:


 「 あっ、はいっ…………

   …………分かりましたっ。 」



 キャサリン:


 「 ウガンダちゃんっ!!

   アンタ、運転手さんにっ………


   玄関まで送ってもらいなさいよ!


   どっかでっ…………

   野垂れ死んでんじゃないわよ!


   ……………ふぅ~、やれやれ、


   ゆっくり休むのよっ…!! 」



    似非サモア人………

   “ウガンダ” は…………


   出勤時間わずか34分で……

   “強制送還?” ………となった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る