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隆生:
「 姉帯から……………
………相談を持ちかけられた時、
真っ先に、頭に浮かんだのが……
キャサリン…… ユル………、
お前らだったんだ…………。
“百聞は一見にしかず” ………
………………って事で、
今日、姉帯をここに………
連れてきた……ってワケよっ。 」
キャサリン:
「 いやいやいやっ…………
…………っつってもっ、
突然すぎんでしょーよっ!!
ど、どーゆー事よっ…!?
アタシらに、2人でっ………
“漫才” やれって事ぉっ…!!?
待って待って待ってっ、
それに、どーしてっ………
“アタシ達” なワケよ…!? 」
姉帯:
「 それには、ちゃんと………
“理由” があってね…………
………………あぁ、
失踪中の2人は…………
『N&K』 ……っていうコンビで、
売り出す前は……………
“NEVER KNOWS” …っていう、
仮のコンビ名がついてたんだ……
………………だけど、
それを直訳すると…………
“決して知る事はない” …って、
なっちゃうワケよっ。
…………これからさっ、
うちのプロダクションの………
“看板漫才師” にっ………
なってもらわなきゃなんないのに、
世間様に知ってもらわないでっ…
どーすんだ………っつー事で、
縁起悪いからねっ…………
『N&K』 ………で、
行く事になったんだわ、うんっ。
……………おっとっと、
少し脱線しちゃったけどっ………
大事なのはここからなんだ………
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