P.2


 キャサリン:


 「 アンタってばっ、

   人の顔見りゃぁ~~~っ………


   ヒゲヒゲヒゲ………ってぇ!!


   毎回毎回っ、アンタの、そのっ…


   人を小馬鹿にする “表現” っ…


   ………くぅ~~~~~っ、


   “天下一品” よっっっ…!!!


   それだけは認めてやるわよ!!


   ………………ふぅ~、

   よくまぁ、そんなツッコミをっ。


   感心するわよっ、マジでっ。



   ……………で、何?


   ママがいない………って??


   んあぁ……… ついさっきまで、

   いたわよ………………


   ……………………だけど、



  《 すぐ戻るからっ…!!! 》



   …………っつって、

   慌てて、出て行ったわよっ。 」



 ユルちゃん:


 「 ふ~~~ん、珍しいわね………。


   時間にキッチリした性格の………

   ママがねぇ~~~…………


   ……………ったくぅ、


   あと8分で、開店よっっっ………


   んもぉ~~~~~っ…!! 」



    すると、その時だった………。



 〈 ガチャッ…………

   ジャリンジャリンッ………… 〉



    店のドアが開く。



 ユルちゃん:


 「 ほーーーーーらっ!!!


   言ってる傍からお客さんよっ…!!



   ………………っっってっ、

   あ、あれっ…………………



   ママじゃーーーーーんっ…!!?



   ちょっと、ママーーーっ!!!


   この時間にいないからっ………

   どーしちゃったかとっ………


   思ったじゃんかーーーっ!!



   ………………ってか、



   ん、ん……………?????



   マ、ママ………………


   “その娘” ……… 誰よっ? 」



    ユルチェンコ(ユルちゃん)は、


   マーキュリー(ママ)の隣にいる…

   “謎の人物” に、得意の………


   “流し目” で……………


   迎撃を開始するのだった………。

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