第44話
まあ、向こうのグループか負けるはずもなく、無事帰ってきた。
「じゃあ防衛してるし行ってらっしゃい。なんかあったら連絡するから。」
「よし、じゃあどこ行こう?ダンジョン行くにしてもどっかいいとこある?」
「遠いのも何かあったらまずいし近場で探そっか。」
そして洞窟の裏手の山を捜索すること10分ほど、ついにダンジョンに飛ぶ魔法陣らしきものを発見する。
「よし、まあ向こうの人たちもいる訳だし早めにクリアするかー。」
みんなで足を踏み入れるとこの前のような感覚になり、考えが正しかったことを確認できた。
「ふうー。」
周りを見渡すと雲が広がっていて上を見れば星空が広がっていた。
「雲の上って感じかな?歩けそうだし私の『飛行』の出番はボス戦まではないかな。」
「そうみたいだね。佐切もちろんだけどトラップに気をつけてね。」
ええい誰がかかりたくてかかるんだ。
通路は意外と狭く人が3人横並びで通れるくらいのものだった。
久しぶりの3秒クッキングになりそうだ。
壁にひたすら打ち続けるという楽しい作業をしてついにボス部屋の前にたどり着く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます