第22話
「どうしてそんなくらい顔してんの、黒羽。まさか…」
そういいつつ振り向かれた英子は『飛行』を俺に教えたことを白状する。
「そっか、ま、そんなに気にしなくてもいいからね。」
「そういえばさ、穹はこのゲーム好き?」
「うん、大変だし難しいけど嫌いにはならないよ。」
そっか、じゃ全力で戦うだけだ。
「ま、作戦としてはとりあえず『絶対防御』うつでしょ、相手はたぶんゲーム中くらいだったら物理向こう打てるから。どうしようもないけど、その間に念の為黒羽は罠はっておいて。私はこっちの『絶対防御』溶けたらすぐ落ちる。」
その言い方だと自分からみたいな感じしない?
「ふふっ、多分みんな見た事ないだろうけどこういう時にちょうどいい技があるの。」
明るすぎる穹の声だけが響く。
「まできる限りで頑張ろうね。」
『戦闘開始』
決戦が、始まる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます