第14話
「え、これから何が始まるの?面倒くさそうなのはわかるけど。」
「えー、穹まだ言ってないの?」
「おいおい、そんな右も左も分からぬような新人入れるとか舐められたもんだな、俺らも。」
「ごめん言ってなかったね黒羽。えっと私たちはトップパーティーだし、トップ奪う勝負を挑まれたら受ける義務があるの。」
「え、じゃあこっからチーム戦すんの?」
「そういうことだね。」
「穹、せっかくだし実力を試すために今回さぎりん一人で行って貰ったら?ま、死にそうになったら救けに行くし大丈夫でしょ。」
「初めて数時間の人間にそれは酷では?せめて一番最初にあのダメージくらわなくなるやつかけて。」
「絶対防御ね、わかった。ま、出来るだけ早く片付けてね。」
「わかった。で、相手のチーム編成ってどんなの?」
「えっと、アタッカーが絡んできた人ともう1人、あと、スナイパー1人とヒーラー1人かな。」
「OK。」
「おーい、こっちは準備できたよ!」
「あぁこっちもだ。」
『では、戦闘を開始します。』
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