生きたいなら勝手に生きろ!(連載)
Unknown
第1話 あがた、お前との思い出は忘れない
俺の女友達は、小学4年からずっと引きこもりで、両親は気が狂って他界した。彼女自身はガリガリで骨と皮と髪だけの躁鬱病の女の子だった。2020年の12月に自殺した。実際に富山の家に行って確かめた奴もいる。俺はそのうちの1人だ。共通の友達から聞いて彼女の住所を知ったから、俺はすぐに車を走らせて群馬から富山まで行った。生死がどうしても知りたかった。その結果、彼女は既に自殺していた。俺は完全に脱力して、しばらく何も考えられなかった。
「嘘だろ……まじで死んじゃったのかよ」としか思えなかった。いつも彼女は俺に「死にたい」って連絡してきたけど、本当にガチのマジで永遠のお別れをする時が来るなんて思ってなかったのだ。なんだかんだ、死にたいと言いつつも生きてくれると信じてた。俺と同じ種類の生き物だと思ってた。でもそいつはマジで亡くなった。やっぱり彼女は天才だった。他の死にたがりとは格が違うぜ!
あえて名前を書くが、「あがた」という名前の女だった。俺は今もツイッターをフォローしている。本当に色んな話をした。あがたとの思い出は死ぬまで忘れない。
あがたとは色んな思い出がある。色んな話をした。一緒に色んなゲームをした。俺が精神科に入院してる時、スマホゲームに誘ってくれて、あがたと俺はブロスタというゲームで一緒に戦った。あがたは俺のことを文豪と呼んでくれた。オレが薬物をキメてラリっている時、あがたは誰よりもオレのことを心配して、優しくしてくれた。
俺がいつか死んだら、彼女に会いに行って、色んな土産話をしながら一緒に酒を飲むんだ。俺が死んだら真っ先に会いに行く。親よりも先に会いたい。
死にたいなら死ね。生きたいなら生きろ。それだけの話だ。
人生は自由だ。死にたいなら死ね。生きたいなら生きろ。誰もお前のことなんか興味ない。誰も俺のことなんか興味ない。だからこそ、自分の思うがままにやってみろ。周囲にどんなに反対されようが、自分のやりたいことだけは曲げてはいけない。
世間体なんて気にする必要はない。自分の人生なんだから自分を1番大切にしてやれ。自分が何をやりたいのか、その声を聞いてやれ。
おそらく、この世の多くの“親”が「子供の自由意志を尊重する」と言うと思う。
自分の子供が生きたいように生きてくれることが、親の最大の幸せなのだ。子供の幸せが親の幸せなのだ。
俺はそれをわかっているから、毎日酒を飲んで音楽聴いてギター弾いてゲームやって適当に生きている。たまに首を吊りかけたりしている。たまに泣いたりしている。自分らしく生きている。
自分らしく生きよう。どんなに歪な形でも構わない。俺は鬱と発達障害のコンボで、世の中的には「精神障害者」という括りだが、だからこそ、「障害者」も「健常者」も同じように扱うし、差別したことは人生で一度もない。
自分の好きなように生きて自分の好きなように死ね。俺は仮にあなたが今日の夜に自殺すると言っても、全く止めない。冷たいわけではない。生死すらも自分の好きに決めてほしいだけだ。俺は全ての決断を尊重したいと思って生きている。だから、大切な友達が自殺をしたという選択を1ミリも非難していない。彼女の選択を尊重したい。
幾つか前のエッセイでも書いたが、俺は健常者も身体障害者も精神障害者も知的障害者も異性愛者も同性愛者もホモもレズも無性愛者も白人も黒人も黄色人も女も男も俺も君も平等に扱いたい。変な区別はしない。
◆
アパート暮らしのフリーターである俺は、正午の今、まさに酒を飲んでいる!!!
イヤホンして音楽を爆音で聴いている。
何故かテレビがついている。ヒルナンデスが流れている。残念だ。今日は「めるる」が居ない日か。。。
最近俺は「めるる」が大好きすぎる。笑顔が超かわいい。性格良さそう。めるると交尾したすぎる。めるると交尾がめっちゃしたい。でも、めるるは俺みたいなゴミと交尾したくないだろうから、めるるの自由意志で好き勝手に生きてほしい。変な起業家とかヤンキーと結婚しても俺が文句を言う筋合いはない。
あと最近俺は「森七菜」っていう女優が好きだ。クッソかわいい。森七菜とも交尾がしたすぎる。でも森七菜も俺みたいなキモい奴とは交尾したくないだろうから、森の自由意志に基づいて生きてほしい。
自由意志自由意志うるせえんだよ!!!
ころすぞ!!!!!!!!!!
俺は優しそうな顔の女の子が好きなんだと思う。ちなみに俺の読者はみんな優しいから、男女問わず優しい顔をしてると思う。ちなみに俺も心がクソ優しいのでめっちゃ優しい顔をしている。ポケモンで言うと「カイリュー」に似ている。高校時代よくカイリューに似てると言われた。カイリューはムーミンみたいな顔をしている。俺は群馬県に住んでいる。群馬から、ムーミン谷に移住しても、ええんか????????????
◆
「死にたいなら勝手に死ねばいいよ。別に誰もお前のこと気にしてないから」
そう言われると俺は無性に悔しくなって、生きてやりたくなる。
まだまだ生きてやろうぜ。
復讐のためじゃない。適当に楽しく生きる為に俺は自分の人生を生きたい。
今まさに俺はトップバリュの安い缶チューハイを飲んで、適度に酔っ払っている。
酒を飲むと利尿作用が働いて、すぐおしっこしたくなるから、困りますね。
◆
さっき、匿名掲示板で喋って遊んでた。
ネットは本当に色んな人がいて楽しいわ。「いない人」が1人も存在しない。みんな居る。パラダイスみたいだ。俺は子供の頃からずっとネットに触れていた。現代に、もしネットがなかったら、俺は何年も前に首を吊って死んでいたと思われる。
俺は今まさに、酒を飲んでいる。
◆
俺は基本的にどんな人も大好きだが、唯一嫌いなタイプがある。それは「自分のことを全面的に被害者だと思ってる奴」だ。あるいは「自分のことを全面的に可哀想だと思ってる奴」だ。
そういうやつは、全く好きになれない。
自分のことを高く評価しすぎだろ。買い被りすぎだろ。お前だって加害者になったことあるんだからな? そこは見て見ぬ振りか? いいご身分だな。俺はお前が人を傷付けてる場面をこの目で見たことあるよ。
それなのに「僕は苦しんできた」「僕は誰にも理解されなかった」「僕は、暗闇で足掻いて藻掻いて頑張ってきた」
だからなんだよ。知らねえよ。死ね。
2話に続く
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