422日目 アイエ!私がニンジャ!?ナンデ!?
ドーモ!ドクシャ=サン。レンズマンです。
昨日はニンジャになって遊んできました。
ニンジャ。実際、みんな大好きですよね。広く知られている事ですので今更解説は必要ないかと思いますが、一応述べておきます。
ニンジャとは、主に古代~平安をカラテによって支配した半神的存在で、現代においてはニンジャソウルを身に宿した者をそう呼びます。見る者を圧倒するメンポが特徴的なニンジャ装束を身に纏い、カラテ・カタナ・スリケンなどの戦闘スタイルを駆使する恐るべき存在です。過去には多くのニンジャが人々を虐げていた歴史があり、現在ではその存在は神格化されていると言えます。実際子供のおもちゃにニンジャの武器の一つであるヌンチャクが喜ばれるほど人気がありますが、本物のニンジャを目撃したならば、一般人は悲鳴を上げて失禁してしまうでしょう。この現象をニンジャリアリティ・ショックと呼びます。
……何の話をしているのかわからない?だから、ニンジャの話ですよ。ニンジャスレイヤーのニンジャです!
ニンジャスレイヤー、ご存じですか。読んで字のごとく、「忍者」「殺すべし!」な物語です。要は主人公がニンジャに復讐を誓う復讐物語ですが、時代は何故か近未来。サイバーパンクな世界観で、個性豊か・カラフルな極悪ニンジャたちと熾烈な戦いを繰り広げます。実際奇妙、しかしどこかリアリティのある痛烈な日本の社会風刺が織り交ぜられた原作小説は、なんとアメリカ人が原作者で、媒介はTwitter(現X)で翻訳投稿しているという、もうどこからツッコめばいいのかわからない作品です。
独特な日本観が人気のニンジャスレイヤーですが、なんとTRPGになっています。即ち、魅力あふれるサイバーパンクな世界でリアリティ溢れるニンジャ体験ができるのです!アイエ!?私がニンジャ!?ナンデ!?あ、これは喜びの発露です。
友達と三人で集まって、初めて開くルールブックを一生懸命見ながら遊んでみました。驚いたのが、僕以外の二人はニンジャスレイヤーに触れたことが無いと言うのです。特に本の購入者はこの304ページに渡る分厚い本を、原作も知らずに購入したと言うので正気を疑いました。通販購入だと言うので、実際に家に届いた時はさぞ驚いたでしょう。インパクトのある表紙に釣られたそうです。気持ちはわかる。影の濃い暗い色合いでありながら、カラフルで力強い表紙を見れば、誰だって手に取って見たくなることでしょう。
独創的な専門用語に苦戦する二人に、かつてニンジャヘッズ(ニンジャスレイヤーのファン)だった僕が遠い記憶を頼りに解説していきます。特に挨拶の重要性は古事記にも書かれている事を伝え、欠くことは「シツレイ」に当たることは事前に説明しました。というか、事前知識がないと、今後僕がしたい忍殺ムーブの意味を理解してもらえなくなるので、こっちとしても必死です。ただでさえ奇行が多いのに、伝わらなかったら悲しいですからね。
自キャラの話をします。ダイスを振って基礎能力値を決めると、かなりタフなニンジャが出来上がりました。HPに関わるカラテ能力値は最大で、習得したジツ「ムテキ・アティチュード」も防御力を上昇させる効果があります。また、サイバネ手術により心臓を強靭なものに取り換え、さらに体力が上昇。おまけに味方を蘇生する効果のある「ZBRアドレナリン注射器」まで完備しています。
とりあえず固そうな名前、「アイアン・ゴールド」と名付けました。黄金の鉄の塊で出来たニンジャが、皮装備のジョブに後れを取るはずがありません。元ネタは謙虚な騎士ブロントさんの語録です。お前、絶対忍者だろ……。忍者アンチのブロントさんの語録をニンジャにつけるとは、我ながら何たるヒニクでしょうか。退廃的な世界観にマッチしているのかもしれません。思い付きですけど。
頑張って名前を決めて間もなく、実際にセッションが始まりました。結局、このキャラクターに関して「タンク役」である事しか決まっておらず、性格や生い立ちなど個性になる部分が何も決められず、ここから先は全てアドリブでなんとかしなくてはなりません。
謎の畳部屋に通されたPC達。突然東西南北の襖が開き、クローンヤクザが登場!
「ザッケンナコラー!」
一糸乱れぬ銃撃に、PCはつい不満を漏らします。
「いきなり攻撃!?……でも、嫌いじゃないわ!」
キャラが決まりました。オカマです。以降、悪態をつくたびに「嫌いじゃないわ!」と叫ぶ、毒舌寛容オカマとなりました。思い付きで発した言葉が積み重なって、キャラクターの核を作っていく。TRPGのキャラはこうして定まっていくんですよね。これはちょっと特殊な例ですが、なっちまったものはしかたありません。オカマニンジャ、アイアン・ゴールドサンの誕生です!
オカマでタンク、しかも素手。最初の攻撃方法がドロップキックだったのを皮切りに、ラリアット、チョップ、ジャンピングダイブなど、プロレス殺法が板についていきます。ニンジャ特有のアクロバティックな動きも描写でき、終わるころにはかなりお気に入りのキャラクターになっていました。ワザマエ!
公式曰く「泥酔していてもキャラクターが作れる」と豪語するだけあって、とても遊びやすいゲームでした。ダイスを何度か振るだけでキャラクターが作れるので簡単です。誇張されたニンジャ的描写はアクションのイメージがしやすく、原作に触れていればなおのこと。オカマニンジャことアイアン・ゴールドの活躍も、まだまだ想像の余地があります。彼女は一体どうやってニンジャになったのか?荒廃した世界で何を望むのか?どうしてオカマなのか?その答えは、ネオサイタマの闇だけが知っている……。
みなさんもぜひ、ニンジャスレイヤーTRPGで遊んでみてください。簡単ルールで超人的戦闘を演出できますよ。Wasshoi!……最終的にニンジャスレイヤーに殺されるまでが、このゲームの楽しみらしいですけどね。インガオホー!
では、今日はこの辺で。お疲れさまでした。
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