現在の市場認識
これはもう、
『屍山血河。苛烈極まる死戦場。生き残るには幸運が必要』
に尽きます。
え? 電子市場が拡大しているだろ?
確かに拡大はしています。していますが、漫画のように紙と電子の逆転は起こっていません。未だ紙の方が多いです。コロナ下でかなり増えはしたんですけどね。
市場規模は変わらず、出版される作品はやたらと増え、書店は減り、景気も悪い(※極論を言えば、これが根本要因です。お財布のお金が増えれば本を買うお金も
増えるでしょうし)。
ラノベは中々辛い状況に置かれているのは事実です。
然しながら……売れる作品はきちんと売れているんですよね。
百万部を超える作品もちらほらと出ています。ラノベ発の漫画が相応の市場規模を持つに至ったのも興味深い所です。アニメ化作品も多いですし、幸運は必要だとは思いますが、総悲観という実感は持っていません。
1巻打ち切りが大多数、3巻まで生き残るのも難しい業界なのは間違いないものの、頑張って書き続ければ、見返り(年収8000万円以上は業界TOP層だけだよ!)も得られます。
また、某K社は昨今、北米市場(つまり英語圏)に注力しています。あちらの市場は着実に成長している実感もあり(日本で人気がなくとも、あちらで人気があれば、アニメ二期の話も出たりする)。
活字離れ云々の話は、個人的に懐疑的です。
むしろ、世界的に見て人類がこれ程『文章』を読んでいる時代もないですよ。
書きたがり、書きたいことだらけな方、ラノベ作家如何ですか?
一緒に地獄を体験しましょう。僕も生き残りたいなぁ。
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