木漏れ日の「一」
喫茶店に入った。
後ろには先客として数人組。
ペチャクチャと喋っている。
会話というより、一人がペチャクチャ喋っている。
うるさいけれど、それだけ。
あーいう人間にはなりたくないなと思っただけ。
反対に、私みたいな根暗な人間になりたくないと思われているのかな。
そんなこと、どうでもいいね。
全ては過ぎ去る。
春の風が流してくれるから。
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