第2話売れないウサギ
時々お店へウサギを見に行く。
凄く沢山の種類と頭数がいるが、
ウサギは生後3~4か月迄親元に置いて、
免疫を付けて出荷するのが理想的だ。
しかし、何故か1か月過ぎたばかりの仔を
沢山売っていた。小さい方が売れるからだ。
皆かなり小さくて可愛らしい。
次々と売れた。しかし、あの仔だけは、
隅に追いやられて狭いケージの中で
寝ていた。顔は可愛い。フサフサだ。
一丁前に、アメリカンファジーロップイヤー。
耳の垂れた仔で、数も少なかった。
我が家はウサギが去って半年になろうとしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます