第4話

 六月の雨の匂いがして、少し濡れたアスファルトに踏み出す。灰色の空が綺麗で私に丁度いい。400メートル歩いたところのパン屋には座席があって、狭いけど心地よくて、できたら週に一回くらいは寄りたいなあ。でも今日はコンビニで我慢しよう。パンはすごく太りやすいから。

 おなかがすくと眠りが浅い。そういう時は夜中に起きてしまって、夢の断片をメモする。朝になると文字だけすごいのが残る。たいてい全然覚えてない。本当に。

 どうしても論理的な文章ばかり書いてしまうから、少しずつでも狂わせたい。けど難しい。なんか今日もちゃんとしてしまったな。

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