第48話 親との距離感を保つ

 両親は、父は他界し、母しかいない。

母と私は、よく喧嘩してしまい、連絡取らなかったことも多かったが、今春、母を同じマンションの一室に引っ越してきた。玄関は別々。

 

 「大切なお母様だから…」


 という主人の優しい言葉から。スープの冷めない距離で暮らしている。


 遠すぎず、近すぎず、週一度は一緒にお買い物に、たまには病院受診に付き添ったりしながら、暮らしている。


母から「東京に来て幸せ。」

 

 と、聞けたので、私もとても幸せ。


ちょうど良い距離感をやっと掴めた気がする。

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