26

呆けた。

何故自身が持つものだと思っているのか

備わっている振りをしてその実その属性はないんだから只の道化

これをしてしまうのは私が持つ者で、仕方ないんだよ、と声高に叫ぶが

只の模倣であるが故に何も為せぬ

為事など出来るはずも無く仕事しか出来ぬ

見てごらん、あそこに何も為せぬ道化がいるよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る