第10話 人物紹介
作者の覚書ですが、参考にどうぞ。
◆ミア・インフィールド・・・この物語の主人公。
ドレスダイン国のメルポリと言う町で食べ物屋をしている、21歳。
明るく物怖じしない性格。濃い紫の髪が珍しく、本人も気に入っている。目は黄緑色。
父母はミアが高等学園卒業の頃に他界。年の離れた心配性な兄、姉達がいる。
料理を作るのが好きで、食堂(ミアの食べ物屋)を開く。
最初の頃は苦労もあったが、今は店も軌道に乗り、多くの知り合いも出来たメルポリで楽しく暮らしている。
◇グレイ・バーキング・・・この物語のヒーロー。
整った顔立ちだが、顔の半分に火傷があり、普段はフードで隠している。
濃い茶の垂れ目と長い髪。擦れた低い声の人。
ミアは垂れ目が可愛いと思っている。
不審者扱いされつつも、ミアに食べ物屋に連れて行かれてから、ミアに一目ぼれ。
どうしたら、仲良くなれるかと、家からも仕事場の工房からも微妙に遠いミアの食べ物屋にせっせと通う。
自分の見た目からミアに好かれるとは思っていなかったが、ミアが結婚するかもと思い、玉砕覚悟で告白。
魔道具を作る仕事をしていて、緑の野菜が苦手で甘い物が大好きな甘党。
******ミアの兄、姉達*******
◆ルーカス・・・長兄。ミアとは20歳離れている、41歳。ルー兄様と呼ばれている。
ミアの兄弟は皆首都、キャンベリーに住み、ルーカスは裁判官をしている。
妻(サマンサ)と息子二人(リック、ダン)がいる。
年の離れた末っ子のミアの事は自分に娘がいない事もあって、長女の様に思っている。
第一章では最高裁判官の息子との見合いをミアに持ってくるが、慌てて仕事場から飛び出してメルポリに走った為、妻からは怒りの電報蝶が届く。
◇ディラン・・・次兄。40歳。ディー兄様と呼ばれている。
優秀な成績で学園を卒業後大学へ進学し、難関と呼ばれる王宮一級事務国家試験に一発で合格。
とても賢い人。王宮内の近衛隊を纏める近衛大臣の下、一級事務官として働いている。
妻と娘、息子がいる。
魔道具や古い書物が好きで、グレイの事は名前だけは良く知っていた。
ミアがグレイと付き合っている事に驚いたが、喜んだ人でもある。
◆イザベラ・・・長姉。38歳。ベラ姉様と呼ばれている。
小さなころから、美術が好きだった。眼鏡美人。
絵に携わる仕事に就きたいと学園を卒業後、美術専門学校に入り現在は国立美術館のキューレターとして働いている。
夫と娘が二人いる。
最近はミアの結婚式の準備をどうするかが楽しみ。
◇エミリア・・・次姉。37歳。リア姉様と呼ばれている。
国立薬学大学で研究職に就いている。夫も同じ大学に勤め、准教授をしている。
夫、息子二人、娘二人。
今は子供が小さい為育休中。
続けざまに子供が産まれたが、来年あたりから復帰したいと思っている。
ミアの恋に心配しつつも、楽しんで欲しいと応援している。
食べ物屋さんのお客さん達********
◆カオリ・・・十代の頃にこの世界に飛ばされてきた日本人。25歳。
飛ばされた時は、話に聞く異世界か!と驚いたが元の世界に戻る事も分からない為、「もしかして、元の世界で死んじゃった?え?死んだ記憶ないけど。もうここで頑張るか」と、吹っ切るのが早かった。
もうかりまっか、等、ミアに教えているが、亡き両親が関西出身なだけで、本人は関西に住んだ事はない。
こちらの世界に来た当初は苦労もあったが、転移チートなのか、多くのスキルを持っていたおかげで、上級冒険者へとなっている。今は他国出身のジンと一緒に住んでいる。
◇ジン・・・大柄な冒険者。24歳
大きな身体と、他国出身の顔立ちの為、年齢不詳に見られがち。
カオリと出会ってからはカオリには振り回されているが、仲の良い恋人。
ミアの事は母国にいる妹を思い出す為、よく食事にくるようになったが、今はそれを抜きにしてきている。
グレイとは魔道具の注文から仲良くなり、今はたまに酒を呑む関係。
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